2017年1月に原宿ラフォーレで初開催し、約5,000人を動員した「占いフェス」。ことしは「開運遊園地」をテーマとする『占いフェス2018 NEW YEAR』が東京・六本木ヒルズで開催された。1月6日〜8日までの3日間で約5万人以上が来場した“占いフェス”は、一体どのようなイベントたっだのだろうか。コネタ編集部で実際に行ってみた。

“開運アトラクション”が体験できる遊園地エリア


最初に向かったのは、六本木ヒルズ内のアリーナで行われている『開運遊園地』。こちらは「来るだけで開運しちゃう3日間」をコンセプトに、六本木ヒルズに期間限定で出現する幻のテーマパークだという。予約が取れない人気の占い師に占ってもらえるのはもちろんのこと、「開運」をテーマとした8つのアトラクションを体験できる。



さっそく敷地内へ入ってみると、入口のすぐ横には色とりどりの宝箱が。ことしチャレンジしてみたいことを思い浮かべて宝箱を開けると、背中を押してくれるメッセージが表れる。



続いて、その奥に設置されていたのは西洋占星術研究家・鏡リュウジさんの監修のもと、誕生日別で占ってもらえる『365FORTUNE VOICE』。なお、占いの結果はオスカープロモーション初の男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」の劇団員たちがイケメンボイスで届けてくれる。そのためか、このブースの前には多くの女性が順番待ちをしていた。


こういった占いブースでいうと、前年のイベントでも大好評だったという『カオミール』もおもしろかった。これはよしもと所属のお笑いコンビ・スカチャンの“スカチャン宮本”が30秒間顔を見るだけで運勢を占ってくれるというもの。スカチャン宮本さんは、数年前からほくろ占いを学び、鑑定を始めたところ、芸能人の間で「当たる!」と評判に。それ以降、TV番組のコーナーで鑑定をするなど人気を集めた鑑定士のひとりだ。


実際に鑑定してもらうと、良いことも悪いこともズバリと占ってくれた。芸人ならではの笑いも時折まぜてくれていたが、短い時間のなかでいろんな情報をくれるため少し早口だった。

そのほかにも運気が上がるフォトジャンプスポットといった、本格的なアトラクションブースも展開されていた。



TVで有名な鑑定士も登場 総勢300名による『占い』ブース


占いフェスのメインコンテンツとなっている「占いブース」は、六本木ヒルズのカフェスペースで行われていた。占いは1回5分で500円。事前に自身の生年月日などを専用サイトで登録し、スタッフに割り当てられた占い師に運勢を見てもらうというもの。


施設内は超満員で、外も行列が絶えないほどの人気ぶり。ひとつのテーブルに占い師とお客さんが対面で座っていた。


なかにはメディアで有名な占い師の姿も。人気すぎて予約がほとんど取れない占い師はもちろん、“一見(いちげん)さんお断り”としている鑑定士が占ってくれるイベントは「占いフェス」ならでは。有名占い師の鑑定料の相場を調べてみたところ、5,000円〜1万円前後のようだ。そう考えると、500円で占ってもらえるのはかなりお得といえる。


占い鑑定士はランダムで振り分けられる。コネタ編集部員の担当はハイブリット占星学カウンセラー叶佳(かのか)さんだった。


生年月日をもとに、2018年の仕事運をタロット占いでみてくれた。もちろん、仕事運以外でも恋愛運や金運など自分が気になる運勢を占ってくれる。



仕事運は悪くないらしい。叶佳さんいわく、「目標達成までは積極的に動けば道が開ける」とのこと。これまでの占いアトラクションとは異なる、本格的な占いだ。たった5分間ではあったが、悩みから運勢、今後のアドバイスまで的確に助言してくれた。


5分間の占いが終わったあとは甘酒のプレゼントも。これは無料でもらえるが、有料の開運フード&スイーツの屋台も豊富に出展していた。





今回紹介したのは一部で、ほかにも人気占い師やタレントによる開運をテーマにしたトークショーがあったり、占いをじっくり楽しみたい人向けの“プチスクール”が開講されていたり、開運グッズなどの販売も行われていた。
占いが敷居の高いと感じる人に向けての入り口となるようなイベントだといえる。実際に体験してみて、有名占い師に運勢を見てもらい、開運アトラクションやフードを満喫して、2018年の運気も上がったような気もした。

次回の開催は夏頃を予定しているとのこと。