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こっちに来てビックリしたのは、イギリスの約半数の方が毎日お風呂に入らないこと。最近ご婚約されて話題になっているヘンリー王子も、「2年間髪を洗ったことがない」とインタビューで平然と答えていましたっけ。子どもたちも同じで、お風呂に入れるのは、特に冬場は週2〜3回と言う現地のお母さんが多数。髪を洗うのは週1回なんていうお母さんも!!なぜ!?どうやらそれには理由があるようです。

水を毎日浴びるのは肌荒れの元!



ちなみにうちの息子は大のお風呂好き!ベビーバスにお湯を溜めて泡風呂にしてご満悦の様子。もうそろそろサイズ的に限界です(笑)。

うちの息子のお風呂の相棒、通称「ダック」(そのまんま)。ラバーダックはイギリスの子どものお風呂用おもちゃの定番です♪

毎日お風呂に入って水を浴びるのは体に悪いと考えているイギリス人が多いようです。イギリスのお水は石灰(カルキ)がたくさん含まれているので、お水は飲めません。それはシャワーも同様で、大量の石灰水を浴びるわけですから体に良くないのは事実です。私もイギリスに住み始めてから髪が傷んだり、肌荒れが出てきたりするようになりました。特に冬場は乾燥と水質のダブルパンチで保湿を十分にしないと皮ふが荒れてしまいます。子どもの肌にも当然ダメージがあります。イギリスに移った最初の冬に当時0歳だった息子の肌が突然荒れて、慌てて病院に連れていったところ、「毎日お風呂に入れるなんてダメよ!」と怒られてしまいビックリしたのを覚えています(笑)。それでも日本人の気持ちとして毎日お風呂に入れないわけにはいかないんですけどね。

子どもたちが嫌がる&寒い(笑)!



これは完全にお母さん達のワガママな気もしますが(笑)、イギリス人のお風呂嫌いはDNAに組み込まれているようで、いざお風呂に入れようとすると暴れ回る子どもも多いのだとか。わざわざ苦労して入れる気が失せてしまうようで、最低限の回数で冬場は済ましてしまうそうです。わが子はお風呂大好きで、入れるものなら1日2回でも入りたがるので、これも日本人のDNAなんでしょうかね!?そして寒い(笑)。ただ、冬場はこれは日本人も同じな気がしますけどね。イギリスの冬場は平均4℃程。確かにお風呂場は寒く、泣いてる子どもをお風呂に入れるのは一苦労。そんな理由で冬場のお風呂は減る一方です。

イギリスの便利な赤ちゃん用のお風呂グッズ



こちらが今愛用している幼児向けのバスフォーム。泡風呂になるので、子どもたちに大人気です。このOilatumシリーズがお医者さん推奨の乾燥対策シリーズです。新生児用のフォームもあります。

こちらは新生児から使えるバスミルク。乾燥対策にとても便利です。

乾燥による赤ちゃんの肌荒れを防ぐために、イギリスにはたくさんのお風呂グッズがあります。中でも便利なのは、「Oilatum 」(オイラタム)という商品名のバスミルク。ベビーバスに適量を入れてかき混ぜます。便利なのは洗い流さなくていいこと。保湿液も入っているので、そのままベビーバスから出して、タオルで拭いてあげるだけ。毎日お風呂に入れてあげないと、どうも気持ち悪いザ・日本人な私には冬場にこのオイラタムがとても重宝しました。現在は息子がのんびり入りたがるので、保湿効果のある泡風呂になるフォームを使っています。これもサッと洗い流すだけ。毎日お湯だけのお風呂は確かに皮膚に良くないので、こういったバスグッズ、ケアアイテムが充実しているのは嬉しいですね。

オムツかぶれの強い味方、SUDO CREAM!



次に紹介するクリームはイギリス人ママの強い味方。どんな肌荒れも(ニキビや火傷にも効果があります。)スっと治してくれる万能薬です。 イギリスのお母さん達のオムツケースを覗かせてもらうとこのスドークリームが必ず1個はコロッと出てきます。私も大きいサイズをお風呂上がりように一つ、小さいサイズをオムツケースの中に一つ持っています。日本の薬局には売っていないようですね。悩めるママ達にお土産として贈呈したい逸品です。

小さいタイプのSUDO CREAM。いつもオムツケースに入れている我が家の必需品です。

日本でも人気のスキンケアブランド、Aveenoのベイビーラインも出ています。これは結構ベイビーシャワーの時のプレゼントとしてプレママに人気です。

いかがでしたか?



なかなか強烈なカルチャーショックを与えてくれたイギリスのお風呂事情。今年も子育てや習慣の意外な違いを沢山紹介していきたいと思います!