高橋大輔氏が一度も勝てなかった天才が競技を断念した理由を吐露

高橋氏が「隙がない感じ。綺麗に踊れるしスケーティングも綺麗。(宇野)昌磨と(羽生)結弦だったら結弦君タイプな気がする。勝った記憶ない。ずっと2番だった気がします。勝てないのはわかりながら出てました」とまで語る天才=山岡氏は、容姿もよく爽やかで勉強もでき女子にもモテたという。
だが、高橋氏曰く「結構早く辞めちゃった」という山岡氏。番組スタッフが32歳になった現在の山岡氏を訊ねると、クラレの倉敷事業所に務めていた同氏はフィギュアスケートを辞めざるを得なかった事情を吐露した。
「(フィギュアスケートが)好きで好きでたまらなくて、ものすごいのめり込んでいた」という山岡氏だが、競技を諦めた理由は家庭の経済事情によるものだったという。「これで終わりだっていうことで、ものすごく落ち込んだ」と話す山岡氏は「1ヶ月くらいはフィギュアをやりたいと両親に言った」と明かしたが、結局小学校卒業以降フィギュアスケートは全くやっていないという。
また、高橋氏がバンクーバー五輪で銅メダルを獲得したことについては、「本当に嬉しかった。我が身のように喜びました。あれだけ大変なケガだと思うんですよ。裏では血の滲むような思いをしながら復活して演技をした」としみじみ。その一方、競技を離れたことについては「後悔はない」と語っていた。