「恵比寿映像祭」気鋭のアーティストによる展示や国際映画祭受賞作を上映、日本初上陸の名作も

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第10回恵比寿映像祭「インヴィジブル」が、東京・恵比寿で2018年2月9日(金)から2月25日(日)まで開催される。

見えないものに光をあてる映像の可能性

今年で10回目を迎える、映像とアートの国際フェスティバル「恵比寿映像祭」。年に一度のこのイベントでは展示、上映、ライヴ・パフォーマンス、トーク・セッションなどの様々な手法で、分野にとらわれない映像表現やメディアの発展を目指している。

第10回恵比寿映像祭の総合テーマは「インヴィジブル="見えないもの"」。見えないものを浮かび上がらせる映像のあり方と共に、現代について考えを巡らすことができる。

第10回恵比寿映像祭の見どころ

1.多彩なメディアによる「映像体験」

メディアアート史その名を残す構造映画の代表的作家ポール・シャリッツによる16ミリフィルム・インスタレーションが日本初上陸。また、最新の映像規格8Kをめぐるシンポジウムや参考上映展示まで幅広い映像体験を用意する。その他にも日本のアングラ映画を代表する岡部道男の16ミリフィルムなど、多彩な映像作品が上映される。

2.国内外の注目作家による新作

世界初公開の新作として、ナターシャ・ニジック&䑓丸謙《恐山》が登場。フランス人映像アーティストと日本人歴史研究者がタッグを組み「イタコ」の半生を映像で表現したインスタレーションだ。国際的に高い評価を得るジェームス・リチャーズは、断片的な映像と音声を組み合わせて全体像を紡ぎ出す作品を発表する。他にも、注目の新進気鋭の作家たちが出品。ジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダのユニークな手法で美術史を横断する映像作品などが登場する。デジタルから着想を得ながら日常の中にある素材へと表現を拡張し、インターネットアートで世界を見つめるラファエル・ローゼンダールは「レンチキュラー・ペインティング」を出品。平面なのに、見る角度によってデジタル画像が動くユニークな作品だ。

3.社会の不可視な関係を捉える

社会と個人や、時間、空間など。それぞれの間にある不可視な関係性が、作品によって浮かび上がる。マルティーヌ・シムズによる《レッスンズ I-XXX》は、「黒人らしさ」を象徴するイメージを集めたビデオシリーズ。その他にも、心の健康や病気に関する世界初の映画祭ランデヴー・ウィズ・マッドネスからのセレクトや、先天性全盲の加藤秀幸監督による短編映画と制作プロセスに迫るドキュメンタリー《ナイトクルージング》が上映される。

4.多彩な上映プログラム

会場では多数のアジアプレミア、ジャパンプレミア作品が上映される。ベネチア国際映画祭で受賞歴のある台湾の新鋭映画監督ミディ・ジーによる映画をはじめ、多彩な上映プログラムを用意。注目を集める国際映画祭ともコラボレーションする。ミャンマー映画人の登竜門ワッタン映画祭、カナダのランデヴー・ウィズ・マッドネス映画祭からセレクトされた映画が日本初公開。日本の実験映画、ヴィデオアートのパイオニア的存在として知られる出光真子の作品も上映される。

【イベント概要】
第10回恵比寿映像祭「インヴィジブル」
会期:2018年2月9日(金)〜2月25日(日) ※13日(火)、19日(月)休館
開催時間:10:00〜20:00 ※最終日は18:00まで
料金:入場無料 ※定員制のプログラムは有料。前売り券は2018年1月6日(土)10:00よりチケットぴあで発売。詳細は公式ウェブサイトを確認。
主な会場:
・東京都写真美術館
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
・日仏会館
住所:東京都渋谷区恵比寿3-9-25
・ザ・ガーデンルーム
住所:東京都目黒区三田1-13-2 恵比寿ガーデンプレイス内
・恵比寿ガーデンプレイス センター広場
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20 恵比寿ガーデンプレイス内
・地域連携各所 恵比寿地域文化施設およびギャラリーなど(14箇所)
※詳細は、公式ウェブサイトを確認

【問い合わせ先】
東京都写真美術館(恵比寿映像祭)
TEL:03-3280-0099(代)
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