Vol.2 ― SF9、待望の日本1stアルバムリリース!メンバーが日本で楽しみにしていることとは?

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SF9が日本メジャーデビュー約半年にして、1stアルバムをリリース。12月13日発売の「Sensational Feeling Nine」は、10月12日に韓国でカムバックした最新曲「僕の太陽〜O Sole Mio〜」に加え、韓国ではすでに発売されていた人気楽曲が今回日本語バージョンとして新たにレコーディングされ全10曲で構成されている。
デビューシングル「Fanfare」はオリコンウィークリーチャート6位を記録。さらに同月発売の2ndシングル「Easy Love」は、オリコンウィークリーチャートで5位を記録するなど、日本でも着実な結果を残し、人気急上昇中の彼らにアルバムのリスニングポイントを聞いた。

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――今回、日本アルバムを製作する上で心がけた点や苦労したことはありますか?

チャニ:「僕の太陽〜O Sole Mio〜」の僕のパートはナレーションっぽいので、自然に言わないといけないのに最初はうまく出てこなくて……。イントネーションや日本語の雰囲気に神経を使って、韓国語バージョンとはちょっと違う感じでレコーディングしてみましたが、満足しています。

ロウン:僕は日本語バージョンのミュージックビデオを撮影する時に、日本語の歌詞を覚えるのが大変だったので手に書きました(笑)。自分のパートじゃない時にちらっと見ながら、でも感情も作りつつやりました(笑)。

砂漠での撮影…思わぬアクシデント発生!?

――ミュージックビデオ撮影時に宿泊先でフィヨンさんがラップをする幽霊を見たと聞きました。他にも撮影時のエピソードなどはありますか?

フィヨン:砂漠で撮影したのですが、丘があったので登ってみたくなったんです。登り始めたら、途中に穴がたくさん開いていて「なんだろう」って思っていたら、ヘビが住んでいる穴だって聞いて。

ジュホ:え〜、そんなことないだろう。

ダウォン:ウソつき〜。

フィヨン:本当だよ〜。昼は隠れていて、夜になると出てくるそうです。だから登るのをやめました。僕は、お化けよりもヘビがもっと怖いです。

――砂漠のような場所でダンスするシーンも大変そうでした。

ダウォン:本当に大変でした。砂埃をたくさん吸ったために健康状態が悪くなっています(笑)。

フィヨン:本当に暑いと、目がちゃんと開けられないということを知りました。日差しのために、目が開けられなくて。

ジュホ:暑すぎて他のミュージックビデオより短時間で撮影せざるを得ない状態でしたね。僕は赤い髪なので赤い汗が流れて、白い衣装がすぐに着られなくなっちゃうんです。

インソン:そのときのことを思い出すと涙が出そうになります。でも、とても美しい場所だったから、きれいな映像が撮れたと思います。

ジェユン:飛行機の中のシーンで、僕たちは身長が高いから天井に頭をぶつけて痛かったです。頭から血が出ました(笑)。

ヨンビン:僕は車の運転をするシーンがあります。砂漠まで運転してまた戻ってというのを繰り返していたら、後ろのタイヤがはまってしまって。それを見た車のオーナーさんが「そんな風に運転したらだめだ」とちょっと怒って(笑)。「僕がやるから替わって」と言われて交替しましたが、その方も同じくはまっていました(笑)。

ジェユン:そのオーナーさんが、ヨンビン兄さんに車を買えと勧めていました(笑)。

ヨンビン:はい、名刺をもらいました(笑)。

インソン:僕とロウンくんは飛行機の上を歩きましたが、ロウンくんは自然に歩いているのに、僕は不自然になっちゃって(笑)。

ジュホ:右手と右足が一緒に出ていました(笑)。

インソン:すごく怖かったんですよ。その点は少し残念ですが、仕上がりはいい映像になっていると思います。これからも、いろいろな場所でミュージックビデオを撮影する機会があると思うので、今後はイメージトレーニングをしておきたいなとも思いました。

「新曲はダンスだけでなく衣装もポイントです!」

――「僕の太陽〜O Sole Mio〜」のダンスには、曲調と同様に特徴のあるポイントダンスが入っていますね。

ダウォン:僕らだけの色をアピールしようと努力しました。いつも曲のたびにダンスや衣装などで僕らだけが持っている個性を見せようとしていますが、今回もアピールできたようでうれしく思います。

ロウン:衣装は背中のデザインがポイントで、ダンスをした時に揺れるんです。雰囲気を合わせることに神経を使いました。

――苦労したダンスはありますか?

ダウォン:僕はダンスが得意ではないからいつも苦労しています。僕とインソンさん、フィヨンさんを含む何人かのメンバーは、いつもあきらめたくなります(笑)。でも、僕らを愛してくれるファンのみなさんのためにがんばっています。

ジュホ:後半部分で、僕とヨンビン兄さんが両側ヘスライドして移動するダンスがあるのですが、特に砂漠で踊るときは地面が砂だから膝が埋もれて大変でした。

ダウォン:実はヨンビンさんはダンスがそんなにうまくないんですよ。僕らと似たような感じのはずなのに、イメージ管理がうまくいって、うまいよう思われているんです。リーダーだから目立とうとして(笑)。

全員:爆笑

「コンサートで聞く歓声が僕らの原動力になるんです!」

――8月に日本初の単独コンサートを終えましたが、いかがでしたか?

ダウォン:ファンのみなさんと思い出を作れたのがうれしかったです。

――ダウォンさんは日本語のトークでも盛り上げましたね。

ダウォン:ファンの方々は、なんでもおもしろいと喜んでくれますが、まだまだなので、もっと練習して、もっと楽しませたいです。

インソン:僕も日本のファンのみなさんとコミュニケーションをとるために日本語を一生懸命に勉強しました。そして日本でだけで披露するステージもあったので、夜中まで練習をがんばりました。結果的に楽しくかっこいいステージができたようで満足しました。そして、想像以上にたくさんのファンがいらしてくれて、歓声をあげてくださいました。それが僕らの一番の原動力になるんです。

フィヨン:初めてだから、やっぱり新鮮な気持ちになりました。そして初めてだからこそ、まだ不足している部分も感じて、もっと努力しなければいけないと思いました。ファンのみなさんが一生懸命に応援してくれて、僕らを好きでいてくれることに感謝しました。僕らがなにをしても「かっこいい、上手だ」と言ってくれるたびに「僕らも努力して、いい音楽を届けないと」という気持ちになります。

ダウォン:個人的にはフィヨンくんの成長ぶりが見られてよかったです。ラッパーとしての成長を感じて、胸がいっぱいでした。これからも年下のメンバーたちの活躍に期待したいと思います。

――SNSや特典会などでも、曲の感想を直接聞くこともあると思いますが、どんな言葉を聞くとうれしいですか?

ジュホ:僕らの曲がいいねと言われるのもうれしいですが、個性があるね、変わっているね、SF9らしいねと言われるとうれしいです。最近、韓国の音楽関係者の職員の方が、EXOスタイル、防弾少年団スタイル、SF9スタイルといった感じで、僕らのことを話してくれたんです。それを聞いて、他の人から見ても“SF9スタイル”というものが出来上がってきているのかなと感じて、胸がいっぱいになりました。

――日本デビューも果たし、もう何度も来日していると思いますが、デビュー前に来日した思い出はありますか?

フィヨン:僕は仕事で来たのが初めてです。

ジュホ:家族と旅行で東京に来たことがあります。

インソン:僕も京都と東京に。

ダウォン:僕は子どもの頃、両親の仕事の関係で日本に住んでいましたし、20回くらいは日本に来ました。

――そのときの思い出は?

ダウォン:本当に小さい頃だったから、あまり覚えてないのですが、小さいエレベーターに乗って怖かったこととか、車のおもちゃを買ってもらったこととか、タクシーが自動ドアで驚いたこととか。住んでいた家が伝統的な日本の家で、すごくよかったということなどを思い出します。

「ドンキホーテに行きたい!」SF9が日本で楽しみにしていることとは?

――昨日はみんなで一蘭のラーメンを食べに行ったそうですね。

ヨンビン:はい、とても有名なお店なんですね!

ジェユン:日本に来たら一蘭には行かなければいけないと思います!

ヨンビン:とてもおいしかったです!

ロウン:今日も行こうと思っています(笑)。

ヨンビン:それから今回の来日では、手羽先やお好み焼き、クレープなどを食べましたが、どれもおいしかったです。

――日本に来ると必ずすること、食べるもの、またはしたいことはありますか?

ロウン:コンビニのたまごサンドイッチを必ず食べます。エッグサンドおいしい〜。

テヤン:今日の朝も食べたよね。

ロウン:韓国にもありますが、日本のサンドイッチのパンが、もっとふわふわしていると思います。

ジェユン:日本のコンビニの食べ物は本当においしいです!

ロウン:いつも太って韓国に帰ります(笑)。

ジェユン:僕は日本のマクドナルドが好きです。韓国とはメニューも違うし、個人的にはポテトが日本の方が好きです。見た目は変わらないですが、食べると微妙に違います。

テヤン:僕は外に出ていろいろと見てまわりたいですね。

ヨンビン:あまりそういった時間がないのが残念なのですね。神戸牛も食べに行きたいです。

ジェユン:神戸牛、美味しいよね〜。

ジュホ:僕はドンキホーテに行きますね。知人が日本に行くというと、あれこれ買ってきてくれと頼まれます。

ダウォン:ニンテンドースイッチが発売されたことに関心を持っています。1日でも早く「ポケモン」のニンテンドースイッチバージョンが発売されることを願っています(笑)。

インソン:日本はファッションが有名なので、ショッピングをしたいです。一度、ビンテージショップに行きましたが、おしゃれな服がたくさんありました。ファッションを勉強したいです。

フィヨン:インソン兄さんは、ファッションセンスがいいからね。

インソン:衣装にも僕の意見を反映しています。例えば、今日のつけているチョーカーとか。

フィヨン:僕は日本人の友達を作りたいです。学生なので、日本の学生と友達になったら、日本語が早く上達するんじゃないかと。

「FNC KINGDOM」は「カツ丼のようなコンサートです(笑)」

――来月には「2017 FNC KINGDOM IN JAPAN」が控えていますね。見どころは?

ロウン:やはり先輩と後輩のコラボだと思います!ここでしか見せられない相乗効果を見せられるのではないかと。

ヨンビン:今回はコラボステージが多いと思います。

テヤン:練習生時代も含めたら「KINGDOM」出演は3回目です。練習生の時はすごく緊張しましたが、今は少し経験積んだので、リラックスしてステージを楽しむことができるのではないかと思って楽しみにしています。僕たちの成長した姿を見ていただけると思います。

チャニ:例えるとしたら今回の「KINGDOM」は丼ぶりですね。

ヨンビン:なんで?

チャニ:いろんなコラボが見られるのが、ご飯をなにかと一緒に食べる感じと似ているから。豚丼とか、カツ丼みたいに。

ジェユン:じゃあ「FNC カツ丼コンサート」だね(笑)。

全員:わぁ〜!!(拍手)

ダウォン:今、準備をたくさんしていますので、期待してください。

フィヨン:かっこいいステージをお見せします。

ダウォン:僕らが主人公になります!!

全員:おおー(爆笑)。

――昨年10月に韓国デビューして1年が経ちましたが、何か変化はありましたか?

ロウン:細かいこと、ひとつひとつがうまくハマッていく感じがします。これまでは育った環境とか考え方が違うメンバーが集まって合わせていくのが大変でしたが、今はお互いのことがよくわかって、溶け合って調和するというか……。シェイクされた感じです。ミルクシェイクになった感じです(笑)。

ヨンビン:一番変わったところは気持ちの持ち方だと思います。これがしたい、あれがやりたいという気持ちがより強くなって、さらに努力をするようになりました。練習生の時は大変なことや、緊張することが多かったですが、今はステージに立つことの喜びとか、多くの人に見てもらいたいという気持ちのほうが大きいです。それだけ自信がついたのだと思います。

――ロウンさんは「学校2017」で、ドラマに初挑戦しましたね。

ロウン:撮影はとても楽しかったです。チャニが「出演シーンの分量が重要なのではなく、作家が与えてくれたキャラクターをどれだけ理解して、きちんと表現できるかが重要だ」とアドバイスしてくれました。演技はまだまだですが、運がよく良い作品に出演できて光栄でした。これからも努力して、演技でもさらに多彩な姿を見せたいです。

ヨンビン:僕たちは活動中だったし「O Sole Mio」の準備もあったので、毎回見る時間はなかったのですが、ロウンの出演シーンは見ました。台詞を言うのを見て、こんなに演技がうまかったんだなと感心しました。

テヤン:かっこよかったよ。

ロウン:ありがとう(笑)。

――インソンさんはドラマ「2度目のファースト・ラブ」で、キム・ジソクさんの少年時代を演じて好評でした。

インソン:とても重要なシーンなので、監督さんも、スタッフさんも、相手役の女優さんも、僕にとても配慮をしてくれました。そして、メンバーも応援してくれました。撮影は大変ではあったのですが、楽しい思い出しかありません。だから、機会があればまたドラマや映画に出演したいです。

――どのように出演が決まったのですか?

インソン:オーディションです。すごくたくさんの人が受けたのですが、僕はまだ実力不足なのに監督が僕を気にいってくださって、本当によい機会をいただきました。

――メンバーはドラマを見て、なんと言っていましたか?

インソン:めちゃいじられました(笑)。ずっと、いじられたんですよ(笑)。でも、応援も本当にたくさんしれくれました。SF9ではメンバーといつも一緒だけど、演技は僕ひとりで現場に行かなくてはいけないので不安だし、よく眠れなかったのですが、すごく配慮してくれて。僕がいない間にあったことを教えてくれたりしました。

「かっこいい姿で皆さんの前に現れることを約束します!」

――最後にファンにメッセージをお願いします。

ヨンビン:僕とチャニで交代にやります!

チャニ:FANTASY(ファン)の皆さん!

ヨンビン:長い間お待たせしました!

チャニ:僕たちがこのように帰ってきた理由は何でしょう?

ヨンビン:皆さんにかっこいい姿を

チャニ:お見せしようと思って来たのですが

ヨンビン:期待していますか? 今後SF9が

チャニ:FANTASY(ファン)の皆さんに

ヨンビン:かっこいい姿で

チャニ:皆さんの前に現れることを

ヨンビン:約束します!それでは、ここまで

全員:SF9でした〜!

ダウォン:じゃあ、インソンさんは英語でお願いします。

インソン:(英語で)世界中のKsyleの読者のみなさん。SF9を応援してくださってありがとうございます。Ksyleが6周年を迎えたそうですね。おめでとうございます。12月には僕らのアルバムが発売されますし「FNC KINGDOM」でお目にかかれると思います。Ksyleは最高です。ありがとうございます。

全員:爆笑

ダウォン:(日本語で)日本のファンのみなさん、12月に僕たちのフルアルバムが出ますので、ぜひ聞いてください。僕たちの活動にも期待してください。

フィヨン:多様な姿をお見せするために、いつも新しい姿をお見せできるように準備をしていますので、期待してください。

ジュホ:你好(ニーハオ)!!

全員:おおっ!

ジュホ:再見(サイチェン)!!

全員:爆笑

撮影:朝岡英輔/ライター:安部裕子

■リリース情報
日本1stアルバム「Sensational Feeling Nine」
2017年12月13日(水) 発売

○通常盤・CDのみ
金額:¥3,000(税込)
品番:WPCL-12796

<CD収録曲>
1.僕の太陽 〜O Sole Mio〜
2.Fanfare -Japanese ver.-
3.ROAR -Japanese ver.-
4.Together -Japanese ver.-
5.Hide and Seek -Japanese ver.-
6.Easy Love -Japanese ver.-
7.Just On My Way -Japanese ver.-
8.Watch Out -Japanese ver.-
9.空白
10.Still My Lady -Japanese ver.-

○初回限定盤/CD+DVD
金額:¥3,500(税込)
品番:WPZL-31399

<CD収録曲>※通常盤と同様
<DVD収録内容>
「僕の太陽 〜O Sole Mio〜」MV+MVメイキング
「Fanfare -Japanese ver.-」「Easy Love -Japanese ver.-」「Roar -Japanese ver.-」

○完全生産限定ピクチャーレーベル盤/CD※各メンバー全9形態
金額:各¥2,200(税込)
品番:WPCL-12797〜12805

<CD収録曲>※通常盤と同様
YONG BIN(ヨンビン盤)WPCL-12797
IN SEONG(インソン盤)WPCL-12798
JAE YOON(ジェユン盤)WPCL-12799
DA WON(ダウォン盤)WPCL-12800
RO WOON(ロウン盤)WPCL-12801
ZU HO(ジュホ盤)WPCL-12802
TAE YANG(テヤン盤)WPCL-12803
HWI YOUNG(フィヨン盤)WPCL-12804
CHA NI(チャニ盤)WPCL-12805

■イベント情報
SF9プレミアムイベント「SF9 OFFICIAL FANCLUB LAUNCHING PARTY 〜The Beginning of Fantasy World〜」開催決定!
SF9公式ファンクラブ「FANTASY JAPAN」の発足を記念したプレミアムイベント開催決定!
12月24日(日)までにご入会の方全員(参加希望をされた方)、1月19日開催のプレミアムイベントに無料招待いたします!
場所:ZEPPダイバーシティ東京
イベント日程:2018年1月19日(金)
イベント参加申込受付:2017年11月01日(水)18:00〜12月24日(日)23:45まで

「2017 FNC KINGDOM IN JAPAN -MIDNIGHT CIRCUS-」開催決定!

<会場>
幕張メッセ 国際展示場

<日程>
2017年12月16日(土) 15:00開場 16:00開演
2017年12月17日(日) 15:00開場 16:00開演

■関連サイト
SF9 JAPAN OFFICIAL SITE:http://sf9-official.jp