刺激を受けた『仮面ライダー』オーディションの空気感

『仮面ライダーエグゼイド』という言葉が出てきたので、こちらのお話も。昨年10月から放送されていた本作が初のテレビドラマ出演、しかも初レギュラーだったとか。『仮面ライダー』なのでオーディションだったと思いますが、参加したときの手ごたえはいかがでしたか?
オーディションのときは、どういうキャラクターなのかまだわからない状態だったので、全国のカッコいい人たちが集まっていて、それだけで華やかで楽しいなと思いました。
「楽しい」という感想なんですね。『仮面ライダー』に出てやる! というバチバチの意識で来られていた方も多いと思いますが。
それがすごくよかったんです。「こういう人たちと戦ってみたかった」と思っていて。モデルのときとも『テラハ』のときとも違う雰囲気を感じて、「この場にいるだけで、刺激を受けるな」と。
実際にそのなかで、檀 黎斗/仮面ライダーゲンム役を掴み取ったときのお気持ちは?
オーディションでは、ほかの人たちとは違うものを出したいなと考えていました。スタッフの方々が自分を選んでくれたということは、自分にしか出せないものがあるんだろうなと思いました。
『仮面ライダー』シリーズで、これまで印象に残っているものは?
『仮面ライダーカブト』です。役が決まったあともう一度見返しました。
ドラマの初出演、『仮面ライダー』という大きなタイトルへの出演という点で、プレッシャーなどはありませんでしたか?
そんなにありませんでした。放送が1年あるので、とにかく、途中で怪我をして「辞めます」みたいなことにならないよう、最後までしっかり出られればいいなというのが最初の目標でした。『仮面ライダーゴースト』の方々からのバトンをしっかりつないでいこうと思っていました。

「ゲンムが好き」という子どもに…「変わっているなぁ(笑)」

演技については、何かお勉強をされていたのでしょうか?
事務所のワークショップなどに行っていました。ドラマはコマ撮りが多いので、このシーンのこの感情をまた1時間後に撮ったりすることもあって。その気持ちのつながりは自分ですぐに表現できるように意識していました。ただ、一回一回は全力で気持ちを表現できるんですけど、時間が空いてしまったりすると、どうしてもそのつながりがうまくいっていないなと思うときもありました。
難しいと感じた?
感じました。でも、難しいからやりがいがありますよね。僕、簡単だとつまらなくてやる気があまり出ないんですよ。それにみんなも難しいなか考えてやっているので、できたときはうれしいし、できなかったら「もっと考えてみよう」と思える。
難しさに、楽しさややりがいを見出すんですね。
たとえば、30年くらいのキャリアがあったら「これはこのくらいの難しさ」というのがわかると思いますけど、まだやったことのないことに対して、「これは難しいことだ」と自分で決めつけるのはよくないなと思っているんです。これが原作モノだったら違うと思うのですが『エグゼイド』はオリジナルだったので、自分が正解になればいいなと思って臨みました。
『仮面ライダー』に出演されたことで、モデル、『テラスハウス』で活躍されていた頃とはまた違うファン層が増えたのではと思います。
子どもたちからファンレターをもらえるようになったのは変化かなと感じます。最初はあんなに変態チックな檀 黎斗ですが、そんななかでも「ゲンムが一番好きです!」と言ってくれる子も多くて。普通、エグゼイドやブレイブにいくじゃないですか。「ゲンムが好き」と言ってくれる子は「変わっているなぁ」と思います(笑)。
(笑)。キャストさんたちとはどんな雰囲気だったんですか? いろんなインタビューなどを拝見していると、とても和気あいあいとしていたようですが。
クラスメイトのような感覚でした。マイペースでみんな適当に好きなことをやっているという感じで。瀬戸(利樹)くん(鏡 飛彩/仮面ライダーブレイブ役)が率先してみんなを笑わせてくれて、出会う前から友達みたいな雰囲気になれたのが一番大きかったと思います。
岩永さんはそのなかでどういう立ち位置だったんでしょう? 年齢的にも少し離れていましたね。
年齢はあまり関係なかったですね。みんなも同い年くらいのようなフランクな感じで接してくれました。甲斐(翔真)くん(パラド/仮面ライダーパラドクス役)は12歳くらい違うのに、僕のことを「てっちゃん」って呼んでくれるんです。うれしいですよね。

「今は、いろんなジャンルの登竜門巡りをしている感覚」

そして、今はその博識さが注目され、“インテリイケメン”としていろんなクイズ番組に引っ張りだこですね。クイズ番組に出演されるときに、意識されていることはあるのでしょうか?
競技クイズに参加して、優勝しようという気持ちが大きいです。何か面白いことを言おうとかではなく、素のままで「とにかく優勝するぞ!」「いい成績を残すぞ!」という思いです。
収録の合間には、勉強のためにドリルをやっていると聞いたのですが。
はい。これも先ほどお話した、ドリルを見て頭のなかに入れて、収録のときにイメージを思い浮かべられるようにするためです。直前でいろんなドリルをパッと見る作業をしています。
これからもっと、クイズ番組の出演が増えるかもしれませんね!
『仮面ライダー』ではじめてドラマの現場を経験して、今はバラエティ番組、クイズ番組に出させてもらうようになって…。今、僕はいろんなジャンルの登竜門巡りをしているような感覚なんです。登竜門のスタンプラリーをしている感じというか。だからこそ、そのスタンプをもっと溜められるように、新しいことに挑戦していきたいです。ゆくゆくは音楽もやりたいし、どんどん僕の新しい姿をお見せできたらなと思います。
岩永徹也(いわなが・てつや)
1986年10月16日生まれ。長崎県出身。AB型。2009年に『MEN'S NON-NO』(集英社)が主催するオーディションに合格し、同誌で専属モデルとしてデビュー。慶應義塾大学大学院に在学し、薬学部を専攻。実際に薬剤師としての勤務経験も持つ。2013年からは『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演。2016年10月から2017年8月まで放送された『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)で連続ドラマ初出演。トリッキーで豪快な檀 黎斗の演技で注目を集めた。

サイン入りポラプレゼント

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応募方法
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受付期間
2017年12月6日(水)12:00〜12月12日(火)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/12月13日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから12月13日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき12月16日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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