37歳女性が結婚相談所に入ったら…キビしすぎる戦いに絶叫

【アラフォー婚活の現実 Vol.7】
マッチングアプリや婚活パーティーは、手軽に異性と出会える反面、既婚者が紛れ込んでいるリスクがあります。私自身も婚活サイトで既婚者らしき男にダマされてしまったという痛い経験が……。
だから、確実に独身の男性と出会いたいなら、結婚相談所に入会すると安心です。でも、アラフォーになってからの入会は、かなり厳しい戦いとなることが予想されます。
◆37歳で、ハイスペ男性が多い結婚相談所に入会してみた
今回は、私が37歳のときに入会した結婚相談所の実態について紹介します。
当時の私は「一年以内に結婚を決めたい!」という思いが強くて、結婚相談所に入会すればすぐに相手が見つかるだろうと考えていました。そして、せっかくならハイスペックが多い結婚相談所に入りたいと思いました。
いろんな結婚相談所のHPをリサーチし、一流企業、会社経営者、医師などハイスペックな男性会員が多いことをアピールしている結婚相談所を発見! まずは説明を聞きに、無料カウンセリングを予約しました。
カウンセリングを担当してくれたのは、物腰の柔らかい中年女性でした。
私が、37歳で本当に相手が見つかるのか不安だと伝えると、「大丈夫ですよ。当社には30代後半や40代の女性会員様が多く在籍しています。真剣に活動すれば、きっといい人が見つかりますよ!」と、太鼓判を押してくれました。
この言葉をすっかり信じきってしまい…その日のうちに契約を決意しました。
◆入会にはまとまったお金が必要で、手続きも面倒!
結婚相談所への入会が決まると、各種証明書やお金を準備しなくてはなりません。私の場合、身分証以外に独身証明書と大学の卒業証明書が必要でした。年収証明は不要でしたが、男性だと年収証明書も提出する必要があり、国家資格保有者は資格のコピーも義務付けられていました。
私が卒業した大学は都内にあったため、卒業証明書はスムーズに取得できたのですが、問題は独身証明書です。なぜなら、本籍地でしか取得できないからです。
仕事が忙しくて帰省できなかったので、結局、母親に頼んで取得してもらいました。だから、結婚相談所に入ることがバレてしまい、かなり気まずかったです…。
そして、費用も結構かかりました。
この時は、入会金15万円に月会費2万円をプラスした17万円が初期費用としてかかりました。また、お見合いが成立すると1件につき5,000円が徴収され、結婚相談所が主催するパーティーに参加すると、その度に参加費が3,000円〜1万円程度かかってきます。
とはいえ、ここの結婚相談所は成婚料がかからないのが良心的だと思いました。他の結婚相談所の場合、成婚料として30万円ほどかかるところが多かったからです。
◆会員名簿をチェックして、お見合い希望者をピックアップ
今はネットからお見合い相手をリサーチできる結婚相談所が多いと思いますが、私が入会した結婚相談所は毎月自宅に会員名簿が送られてきて、その中からお見合い希望の相手を申し込むシステムでした。
会員名簿は個人情報の関係から、氏名や会社名、連絡先等は記載されてなく、顔写真、職種、年収、家族関係、一言PRが掲載されていました。
ハイスペックの男性会員が多いと謳っているだけあって、会員の7割以上は年収1,000万円クラスでした。一番高い年収だったのは、開業医の8,000万円!
でも、さすがに8,000万円にお見合いを申し込む勇気はなく、年収1,000万円前後で見た目が悪くない、同年代の男性を中心にピックアップしました。
◆30人にお見合いを申し込んで、マッチングはゼロ!
入会した月は30人申し込みができて、お相手に私のプロフィールが開示され、向こうのOKがもらえればお見合いが成立します。お見合いは1件につき5,000円かかるので、30人全員とマッチングしたら、15万円もかかってしまいます。
だから、全員とマッチングしたらどうしよう……と懸念していたのですが、それは完全な杞憂でした。
なぜなら、30人に申し込んだのに、誰1人ともマッチングしなかったからです!
私が「高いお金を払って結婚相談所に入会したのだから、ハイスペックな男性と結婚したい!」と思ったように、男性側も「高額をつぎ込んでいる分、若い女と結婚したい」と思っている!
そのことに気づいた瞬間でした。
次回は、結婚相談所で直面した厳しい現実について、より詳しく紹介していきたいと思います。
―アラフォー婚活の現実 Vol.7―<TEXT/Rikako>