Galaxy Note 8が救世主になる? 4年前のXperia Z Ultraにこだわるズルトラ難民は今度こそ救われるのか

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スマートフォンの大画面化は着実に進んでおり、現在のディスプレイサイズは5インチ以上が標準になっています。

その先駆者とも言えるのが、auから2014年1月に発売されたXperia Z Ultra SOL24(以下Xperia Z Ultra )です。
Xperia Z Ultraは、6.44インチという当時としては巨大なディスプレイを搭載したモデルで、スマートフォンというより、タブレットに近いイメージの製品でした。

Xperia Z Ultra発売時には、大型ながらパスポートサイズで背広の内ポケットに入ることをアピールしていましたが、残念ながら日本市場では大きなニーズを生み出すことはできませんでした。

その結果、海外で発売されたXperiaのUltraシリーズも日本未発売となってしまいました。


Xperia Z Ultra

6.44インチは、スマートフォンとしては、かなり大型です。
そのため取り回しは悪くなるものの、ディスプレイの広さによる視認性は大きな魅力です。
スマートフォンを、屋外でもハードに利用するユーザーには隠れた人気機種となりました。

Xperia Z Ultraの6.44インチのディスプレイに慣れてしまうと、ほかの機種に移行ができなくなるのです。これは、現在の大画面化しているスマートフォンと同じ理由です。

Xperia Z Ultraは2014年1月から発売されて、約4年が経過していますが、今でもXperia Z Ultraを使い続けて、ほかの機種に移行できないユーザーもいます。そうした人たちは「ズルトラ難民」とも呼ばれることもあります。
ズルトラとは、Xperia Z Ultraの愛称です。

こうしたXperia Z Ultraを使い続けている人は、海外で発売されているUltraシリーズが、国内でも正規販売されるのを待ち続けいるのです。

そもそもXperiaは、日本市場においてはハイエンド機種のみが発売されています。
これは海外でも販売されているミドルレンジのモデルは、日本市場ではあまり売れなかったからです。

海外で販売されている大画面モデルUltraシリーズは、常にミドルレンジからリリースされているため、日本市場において、発売されるのは今後も難しいと思われます。

さて4年前のモデルあるXperia Z Ultraは、バッテリー劣化から電池持ちも低下しています。OS面では、Android 4.0からアップデートが実施されていないので、セキュリティ面での不安も拭えません。

そんなユーザーに向けて、やっと乗り換えができる機種が、別のメーカーから登場したのです。

それがサムスン電子製、ドコモとauから発売されたGalaxy Note 8です。


Galaxy Note 8

Galaxy Note 8は、Xperia Z Ultraの6.44インチ画面サイズには及ばないものの、約6.3インチの縦長ディスプレイを搭載しています。
また最新OS Android 7を搭載、CPUはSnapdragon 835 MSM8998(2.35GHz×4+1.9GHz×4、オクタコア)、メモリ6GB、ストレージは64GB、microSDXC(最大256GB)対応と、現状のスマートフォンの中では、最高峰の性能を誇ります。

さらに機能面でも、最新トレンドのデュアルレンズカメラ、高品位な手書き入力が可能なSペン、防水防塵、おサイフケータイにも対応しています。

Galaxy Note 8は、Xperia Z Ultraと比較できないほどのハイエンド機種です。
その中でも、特に大きな魅力が、ディスプレイサイズなのです。
Xperia Z Ultraよりもサイズはちょっと不足しているものの、ほぼXperia Z Ultraに近い画面をもっているのです。

長年ディスプレイにこだわって、「ズルトラ難民」になってしまったユーザーにとっても、救世主となりえるでしょう。


Galaxy Note 8とXperia Z Ultra

現在のSIMフリースマートフォンは、6インチ超えのモデルはいくつか発売されています。しかし、大手通信会社からリリースされたスマートフォンとしては、Galaxy Note 8が、もっともXperia Z Ultraに近い存在と言えます。

今後は、Galaxy Note 8だけでなく、6インチオーバーのスマートフォンが日本市場にも次々と登場して欲しいと願っています。


伊藤浩一