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鈴木真美(24歳・仮名 OL)

 私はM気質なので、Sっ気の強い男性に惹かれます。過去に付き合っていた会社員の彼は、メガネをかけて真面目な見た目ながら、いつも、グイグイと引っ張ってくれるSタイプでした。

 そんな彼から、ある日、頼みごとをされたんです。「ストッキングを破らせてほしい」と。彼が言うには、よく男性向けのDVD作品には、そういうシーンが出てくるのだそうです。それで「男には破りたい願望がある」と力説されました。

 私が履いていたストッキングは特に高価なものではなかったことから、その頼みを受け入れ、よく破らせていましたね。ですが、彼は、やがてその願望がエスカレートして、ストッキングだけでなく、服まで破ってくるようになったんです。ある日、「泊まりに来る時は、いらない服を着てきてほしい」と言われ、その通りにして行くと、いつも、生地の薄いものはビリビリに破かれました。さらに、腕の力で破くことができないものは、ハサミを使って切られていましたね。

 きっと、服を破ることで、彼は征服感を覚えていたのだと思います。でも、そんなことが定期的に続くうち、破られてもいい服なんてなくなってくるじゃないですか。私は、彼に嫌われたくなかったため、まだ着れる服なのに、無理して提供するようになっていきました。その度に、服の出費が増えますし、金銭的な負担にもなってきたことで、思いきって、彼に「もう服を破るのはやめてほしい」と伝えました。そしたら、彼はニヤニヤしながら「服を破れなくなったら、おまえを傷付けたくなっちゃうよ」と言うのです。

 いくらM気質の私でも、その彼の発言と表情がかなり恐ろしく、しばらくして別れました。もう、私物を破壊されるのはコリゴリです。

取材/構成・篠田エレナ

写真・quinn.anya