ジジ・ハディッド(Gigi Hadid) photo : Getty Images

現地時間10月31日(火)にニューヨークのマンハッタンで発生したテロ事件。犯人が過激派組織イスラム国に忠誠を誓っていたと報じられたことから、アメリカではイスラム教徒全体に対する差別的な発言をする人も増えている。それにジジ・ハディッドが猛烈に反論している。

きっかけになったのは極右の政治活動家でレポーターのローラ・ルーマーのツイート。ニューヨークで起きたテロ事件の現場近くを、ヒジャブをつけて歩いている女性2人の写真をアップし「イスラム教徒たちはニューヨークからみんなで排除すべき。今日ニューヨークで起きたイスラム国による攻撃はみんなにそれを思い知らせた。ヒジャブをつけてふらついている奴ら」「みんな、彼女たちがヒジャブをつけて事件のあった通りを歩かないだけのたしなみがあると思うかもしれない。でも彼女たちにそんなたしなみはない。彼女たちは喜んでやってるのよ。賭けてもいい」と攻撃した。

写っているヒジャブ姿の女性たちは、もちろんテロ犯人とは何の関係もない人物。この根拠のない差別的な意見にジジ・ハディッドが激怒! 「ローラ、あなたに注意を払うのも嫌だけれど、これだけは言わないと。あなたはとんでもない馬鹿野郎よ」。

パレスチナ生まれの父を持ち、イスラム文化に親しみを感じると発言していたこともあるジジ。差別的な発言を許さないという姿勢に賞賛の声が上がっている。テロ事件をきっかけに宗教間や人種間の分断がますます大きくなっているアメリカ。彼女のメッセージが分断を埋める力になることを祈りたい。

text : Yoko Nagasaka