宮崎秋人が考える先輩の在り方――「自分がしてもらったことを後輩に返していきたい」

バンド活動にのめり込んだ、学生時代の思い出
- では、ここから宮崎さんについてのお話も。今回は正十字学園での学園祭の様子も描かれますが、宮崎さんの学園祭の思い出はありますか?
- んー…高校1、2年の頃は寝ていた思い出しかないですね(笑)
- え、寝て…?(笑)
- 当日、階段の一番上の踊り場のところで寝て、サボってました。
- それは何でサボっちゃったんでしょう?
- 人が多くて…ちょっと疲れちゃうなと思って(笑)。でも高校3年生の頃はずっとバンドをやっていたので、学園祭のステージにバンドとして出たこともあります。普段やっている楽器をメンバー間で入れ替えてみたり、…。
- 高校1、2年の頃はサボっていたとおっしゃっていたなか、高3でバンド出演ってかなり大きな変化だと思いますが…?
- 高校3年のときにやっと友達ができたんです(笑)。もともと人見知りで高校1、2年のときは友達がいなかった記憶があります。だから、休み時間になったらこうして(机に突っ伏すポーズ)過ごしたり、ひとりで近くの喫茶店に行ったり…。
- 休み時間に喫茶店へ!?
- 僕が通っていた学校は校則が厳しくなくて、出入りが自由だったんです。10分休憩中に「コンビニ行ってきます」も平気でした。制服も、一応学ランとセーラー服はありましたが、自由で上履きもなくて。ゆるい感じでしたが、部活も強くてみんな頭がよかったので「スゴいなぁ」と思いながら見てました(笑)。


- 高3のときに、バンドにのめり込んだきっかけって何だったんでしょうか?
- 高3のクラス替えのときに、まぁ〜〜絡んでくるヤツがいたんです。そいつと話すようになったら、そいつが友達を紹介してくれて…その友達と気が合って仲良くなっちゃったんです。
- 絡んできた方じゃなくて、紹介された友達と?
- そいつが「ギターをやっている」という話で、僕もずっとギターをやっていたので意気投合して。違うクラスにベースをやっているヤツと、ドラムをやりたいってヤツがいたので、誘って「じゃあバンドやるか!」って。
- どんどんと輪が広がりましたね!
- スタジオに入って、下北沢のライブハウスで対バンとかもやっていました。コピーバンドではなくて、完全オリジナルでしたね。
- 本格的にやっていたんですね。曲を作るのは宮崎さん?
- そのときはボーカルとベースのヤツが曲を作っていました。
- そのときは…ってことは宮崎さんも作るんですか?
- 作れます。俳優の養成所に入ったときに、僕は俳優コースだったんですが、シンガーソングライターコースの子のサポートをずっとしていて、曲を作ってあげていました。シンガーソングライターコースなのに、「ギターが弾けない」って言うんですよ(笑)。
- なんと!(笑)
- 「曲を作ったことがない」って言うから、僕が40〜50曲くらい作って、「これで練習しな」「歌詞は自分で書きなさい」って渡していました。当時は養成所の人から、僕は俳優コースの人間だと思われていなかったみたいです(笑)。

「この仕事向いてないって思う」…けど、芝居が好き
- 高校1、2年のときは人がたくさんいて疲れちゃう…とおっしゃっていましたけど、高3のときはバンド活動、そして今は役者として表立って活躍されています。学生の頃から「俺を見てくれ!」って気持ちがあったということですよね…?
- いやぁー…でも僕は緊張しぃなので、バンドも「俺は見なくていいよ」感でやっていましたよ(笑)。
- そうなんですか?(笑)
- 単純にギターを弾くのが好き、みんなで楽しくバンド活動をするのが好き、でも「俺のことはあんまり見ないで」って思いながら…。
- 今でこそ、さまざまな舞台や映像作品に出演して…主演を張ることもありますが。
- 場数は踏ませていただいてきましたけど、いまだにめちゃくちゃ緊張します。毎公演、出番の前は「うわぁ…帰りたい」って思っちゃう。舞台に出ちゃったら、もう役と世界に入り込んじゃうので大丈夫なんですけどね。

- 緊張を落ち着けるのにやっていることなどありますか?
- そうですねー……(考えた末に)深呼吸しかないですね。
- 精神統一でトイレにこもる方とかもいらっしゃるそうですが…シンプル!
- あっ、でもいつも使っている香水をちょっとつけます。その匂いを嗅いで心を落ち着かせるっていうのはありますね。毎公演、めちゃめちゃ緊張しちゃいますし、舞台だけじゃなく映像でもカメラで撮られるのは苦手だなって思うので、「この仕事向いていないなぁ…」って思うんですけど……好きなんですよね。
- お芝居が?
- はい。お芝居が好き。向いていないからこそ、「できなくて悔しい!」って思いながらやるのが楽しいんですよね。

- 宮崎秋人(みやざき・しゅうと)
- 1990年9月3日生まれ。東京都出身。O型。2012年からのミュージカル『薄桜鬼』シリーズで永倉新八役を、2013年からの舞台『弱虫ペダル』シリーズで新開隼人役を務め、注目を集める。主な出演作品は、ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」(ナツ・ドラグニル役)、舞台&ドラマ「男水!」(篠塚大樹役)など。2018年1月27日から出演映画『ちょっとまて野球部!』が公開。8月18日から放送中のドラマ『弱虫ペダル Season2』(BSスカパー!)でも新開隼人を演じている。
出演作品
- 舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇
- GYAO!特設サイト「ニゴステ(2.5次元ステージ)」にて
- 千秋楽ライブ配信&アンコール配信決定!
- ■千秋楽ライブ配信
日時:11月5日(日)17:30〜
販売金額: 3,000円(税込) - ■アンコール配信
日時:11月9日(木)午後〜11月12日(日)23:59:59まで
販売金額:3,000円(税込)
※LIVE配信をご購入いただいた方は無料でご覧いただけます。
視聴期間:購入から5日間 - ■GYAO!特設サイト「ニゴステ(2.5次元ステージ)」
- https://gyao.yahoo.co.jp/special/25stage/
- 原作・脚本協力:加藤和恵(集英社「ジャンプスクエア」連載)
脚本・演出:西田大輔
<キャスト>
奥村 燐:北村 諒、奥村雪男:宮崎秋人/
勝呂竜士:山本一慶、志摩廉造:才川コージ、三輪子猫丸:土井裕斗、
杜山しえみ:松岡里英、宝 ねむ:樋口裕太、朴 朔子:小槙まこ/
神木出雲:大久保聡美/
ルシフェル:横田龍儀、親衛隊上官:稲村 梓、外道院ミハエル:原 勇弥/
メフィスト・フェレス:和泉宗兵、神木玉雲:田中良子ほか - http://www.ao-ex.com/stage/
- 【公式Twitter】@aoex_stage
© 2017 加藤和恵/集英社・舞台「青の祓魔師」プロジェクト
サイン入りポラプレゼント
今回インタビューをさせていただいた、宮崎秋人さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。
- 応募方法
- ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT
\#舞台青エク、11/5に千秋楽!/#宮崎秋人 サイン入りポラを3名様にプレゼント☆★https://t.co/ntBsiV0s6d@livedoornewsをフォロー&このツイートをRTするだけで応募完了です! pic.twitter.com/evP6zlydif
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年11月2日- 受付期間
- 2017年11月2日(木)18:00〜11月8日(水)18:00
- 当選者確定フロー
- 当選者発表日/11月9日(木)
- 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡(個人情報の安全な受け渡し)のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
- 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから11月9日(木)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき11月12日(日)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
- キャンペーン規約
- 複数回応募されても当選確率は上がりません。
- 賞品発送先は日本国内のみです。
- 応募にかかる通信料・通話料などはお客様のご負担となります。
- 応募内容、方法に虚偽の記載がある場合や、当方が不正と判断した場合、応募資格を取り消します。
- 当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることができません。
- 賞品の指定はできません。
- 賞品の不具合・破損に関する責任は一切負いかねます。
- 本キャンペーン当選賞品を、インターネットオークションなどで第三者に転売・譲渡することは禁止しております。
- 個人情報の利用に関しましてはこちらをご覧ください。