駅で障がい者用トイレの使用を拒否された母と娘(画像は『Mirror 2017年10月13日付「‘Humiliated’ mum pushing pram, 22, wet herself after train station staff refused to let her use disabled toilet」(Image: MEN)』のスクリーンショット)

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イギリスでは多くの駅のトイレ入口にターンスタイルゲートが設置されており、硬貨を払って使用するというシステムになっている。このほどあるシングルマザーがそういったトイレを使おうとしたもののベビーカーが通らず、駅スタッフに障がい者用トイレの使用を願い出るも断られてしまい粗相してしまったという。『Manchester Evening News』『Mirror』などが伝えている。

10月11日の午後、シングルマザーのシャノンさん(22歳)は生後11か月になる娘をベビーカーに乗せてマンチェスター南部に住む母親を訪ねた帰り、ノーザンレイルのビクトリア駅でトイレに行きたいと感じた。

いつもはカードを使うシャノンさんだが、偶然にも小銭の持ち合わせがあったことからターンスタイルゲートをベビーカーと一緒に通り抜けようとしたところ、ベビーカーのサイズが大きく通ることができなかった。

そこでシャノンさんは駅の案内所に行き、「障がい者用のトイレの鍵を貸してほしい」と願い出た。普段、駅にある障がい者トイレには鍵がかかっているため、利用者はスタッフに鍵を借りなければならない。しかし対応したスタッフは「鍵を持っていない。トイレに行きたいのなら、ベビーカーをゲートの外に置いて子供だけ連れて行くか、ベビーカーを置き子供をスタッフに預けて事務所のトイレを使えばいい」と指示したのだ。

シャノンさんは「ベビーカーなしで子供を抱いてトイレに入っても、自分が用を足せないではないか」と思い、さらに見知らぬ男性スタッフ3人に娘を預けて自分だけトイレに行くことに不快さを感じた。シャノンさんが指示を拒否すると「では、普段あなたはマンチェスターに子供と出かける時、トイレに行きたくなったらどうしているのか」という質問までされて結局、障がい者用トイレの鍵を貸してもらうことができず、我慢できなくなったシャノンさんは失禁してしまった。

屈辱と怒りでいっぱいになったシャノンさんは駅スタッフに「苦情を言うにはどうすればいいのか」と尋ねると、小冊子を手渡され「ここにある番号へ電話して」と話したという。その後、シャノンさんは濡れた状態のまま駅で15分間電車の到着を待ち、15分乗って自宅のあるロッチデールに着いた。駅から家まで、さらに15分の距離を歩かなければならず「45分間の不快を強いられた」と不満を露わにしている。

「こんな屈辱ってないですよ。いったいどれだけ多くの母親が私のような目に遭うというのでしょう。特に出産後はトイレの我慢がし辛くなったので、行きたいと思う時に行かなきゃならないんです。些細なことだと思う人もいるかも知れませんが、赤ちゃんを連れた母親にとっては一緒にトイレに入れないことは大きな問題なんです。」

これを受けたノーザンレイルのスポークスマンは、シャノンさんに謝罪し「スタッフが複数の選択肢を提示したにもかかわらず、残念ながらシャノンさんはどれもが不適切と感じたようです。ですが今後、同じことが起こらないよう配慮に努めます」と話している。

このニュースを知った人からは「スタッフの言われた通り、見てもらってトイレに行けば粗相しなかったはず。なんで子供を連れているからって障がい者用のトイレが使用できると思うの?」「幼い子供を見知らぬ相手に預けることに何の疑問も抱かない人がいることが信じられない」「高い電車代払って乗ってるんだから、こんなお願いぐらいスタッフはなんで聞いてやらないんだ」「母親一人で出かけているんだから、トイレ使用時も赤ちゃんを連れて行こうと思うのが普通でしょう。駅のスタッフの対応は信じられない。恥を知るべきだわ」「子供を連れていることで障がい者と同様の扱いになると思っているのか。我慢できない自分が悪い」といった賛否両論の声があがっている。

画像は『Mirror 2017年10月13日付「‘Humiliated’ mum pushing pram, 22, wet herself after train station staff refused to let her use disabled toilet」(Image: MEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)