代表初弾のFW杉本健勇、“悔しさ”先行 「反省点多い」《キリンチャレンジカップ2017》

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▽日本代表は10日、日産スタジアムでキリンチャレンジカップ2017のハイチ代表戦に臨み、3-3のドローに終わった。

▽試合後、FW杉本健勇(セレッソ大阪)がミックスゾーンで取材陣のインタビューに応対。代表初ゴールについて問われると、喜びよりも悔しさを吐露し、危機感を募らせた。

◆FW杉本健勇(セレッソ大阪)

─初先発で初ゴール。結果を出したが

「前半、チャンスが多かった。もっと決めれた。反省点の方が多い」

──ナイスゴールだったが

「どうみてもたまたまでしょ(笑)」

──プレーしてみて自分の役割の難しさは

「普段出られていない新しいメンバーで、合わない部分も出てくることもあるだろうけど、こういう結果になったことは悔しい」

──チャンスに絡めていたが

「チャンスは作れていたけど、1点しか決められていない。2、3点取れるチャンスはあったので、自分の技術的な問題。チームに帰って、もっとレベルを上げたい」

──交代を告げられたときの表情が冴えなかったが

「満足することはない。点を取ったからといって、何も変わらない。チームの勝ちに繋がらなければ意味がない」

「前半は相手の間にスペースがあったので、そこで時間を作るプレーも必要だった。そこは課題。次に繋げたい」

──初先発を経て発見はあったか

「色々コミュニケーションを取ってチャレンジする場面もあったので、それの回数をもっと増やしたいし、攻撃だけじゃなくて、守備面も見つめ直さないといけない」

──ワールドカップへの思いは強まったか

「強まっている。監督も言っていることで、今のままじゃただ個人的に参加するだけになってしまう」

「そこに行くためには、チームでやるべきことも多いし、もっともっと自分のレベルアップしないといけない。今日のことは切り替えて、チームに帰ってからまたやっていきたい」

──通用した部分、そうじゃなかった部分とは

「背後への抜け出しとか、動きの部分はもっともっとできると思うし、もっともっと回数を増やしていかないといけない。もっと伸びると思うので、チームに帰ってもやっていかないと」

「どうしても足下で受けたがる癖は、監督からも言われているので、そこの判断を良くしていって、裏への動き出しを増やしていきたい」

──代表での初ゴール。感想は

「結果は欲しかった。でも、チャンスはもっとあった。まだ取れたと思うし、チームも勝てなかったので悔しい」