香川真司(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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10日、日本代表は日産スタジアムにハイチ代表を招いて親善試合を行った。7分に倉田秋がヘディングシュートを決め、17分には杉本健勇がこぼれ球に詰めて日本はあっさり2点を奪う。ところが28分、ゴール前にスルーパスを通されケビン・ラフランスに1点を返されると、急にリズムを失ってしまった。

53分、相手FKへの対応が遅れマークが混乱している間にデュカン・ナゾンに同点とされると、78分、ナゾンがミドルシュートを決めてハイチに逆転を許す。日本は次々にボランチより前の選手を投入して勝負に出るが、ゴール前を固める相手を崩せない。それでも90+2分、車屋紳太郎のクロスを酒井高徳が狙い、GKの前で鋭く香川真司がコースを変えて得点する。タイムアップ直前に日本が追いつき、何とか面目を保って試合は終了した。

この試合を選手たちの表情で振り返る。(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 苦戦にベンチの香川真司の顔もゆがんだ

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 同点に追いつかれたあとの59分、ピッチに立つと攻撃にリズムを作ろうとする

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 戦況を見つめ冷静に躍動した。90+2分、ゴール前で倒れたまま素早くコースを変えついに同点ゴールを生む。10番にふさわしい働きを見せた

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 2試合連続ゴールで猛アピールした倉田秋。「1年に1回ぐらい」と言っていたヘディングシュートが続いたことには、「去年ヘディングで取っていなかったので、そのぶんです」と語って笑いを誘っていた

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 原口元気は左サイドに移った途端、本領を発揮し始める。これでまた左サイドがワールドカップ出場をめざす選手にとっての激戦区になった

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 酒井高徳は右SBとして出場し、CBの昌子源、右FWは浅野拓磨、原口元気、武藤嘉紀と次々に代わっていく中、連携力の高さを見せていた

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 杉本健勇はうれしい代表初ゴールを挙げた。だが後半に入ると一気に存在感を失い、試合の中でも波が激しいことが明らかに

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 最後の切り札として投入された武藤嘉紀は鋭い飛び出しで裏を狙う。力強さが日本の攻撃に変化を付けた

(撮影:岸本勉/PICSPORT)