「電車でGO!」新シリーズ。(写真: タイトーの発表資料より)

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 アーケードゲームの開発、製造、販売を手掛けるタイトーは5日、鉄道運転シミュレーションゲーム「電車でGO!」のシリーズ最新作を11月7日より全国のゲームセンターにて順次稼働させると発表した。

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 「電車でGO!」はゲームセンターや家庭で、気軽に電車の運転を体感できる電車運転シミュレーターゲーム。初代、電車でGO!は1997年3月頃に全国のゲームセンターを中心に稼働を開始。シューティングゲームや格闘ゲームが主流であった当時、大衆の身近な存在である電車にスポットを当てたことにより、多くのファンを獲得した。

 1997年12月18日には家庭用ゲームソフトとしてPlayStationから発売し約102万本を売り上げるヒット商品となった。

 「電車でGO!」シリーズ最新作となる本作の舞台はJR山手線。通勤ラッシュはもちろん、晴や雨など天候によるシチュエーションの変化も忠実に再現している。大都会を走る電車を、トラブルなく、ダイヤ通りに運行させることはもちろん、駅フォーム内の定められた位置に電車を停止させるなどの運転技術も試される。

 グラフィック面の開発はスクウェア・エニックス・ヴィジュアルワークスが手掛け、アーケード機の利点を最大限に活かした全4画面ディスプレイを搭載。圧倒的なグラフィッククオリティはもちろん、大型筐体内に設置された運転席も本物さながらとなっている。

 なお、稼働開始に先駆け、7日から9日まで「アリオ亀有鉄道フェスティバル2017」にて体験会を実施する。また12日からは同日オープン予定の「タイトーステーション 溝の口店」で体験会を実施するほか、JR長崎駅をはじめ、各地でも体験会を実施予定とのことだ。