ヤマト運輸の宅配料金がいよいよ値上げ! 新割引サービスを活用すれば値上げ前より安くできる?

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ヤマト運輸は、従業員の健全な労働環境を守ることなどを理由に宅配料金を2017年10月1日より値上げする。すでに5月に発表されていたものがいよいよ実施される時期となったわけだ。

発地や着地、サイズによって値上がり幅は違うが、おおむね140〜180円程度の値上げとなる。

例えば、関東→関西に100サイズの荷物を送る場合、160円アップし、
 (従来)1,296円 → (新料金)1,456円
となる。

年に数回程度ならそれほど気にならない金額かもしれないが、頻繁にヤマト運輸を利用している人にとっては、ボディーブローのようにじわじわと効いてくる額だ。

そこで、活用したいのが、割引サービスだ。
値上げに伴い、割引サービスが充実してきたのだ。
・従来からあるサービスの割引金額アップ
・新たな割引サービス
などが導入されている。

これらをフル活用して、最大限に料金を抑える方法を紹介しよう。

●クロネコメンバー割
クロネコメンバー割とは、
クロネコメンバーズに登録し、クロネコメンバーズ電子マネーカードを発行すれば宅配料金が割引される制度。

メンバー登録すれば、
・配達予定日時をメールで知らせてくれる「お届け予定eメール」サービスが利用できる
・LINEトークで再配達依頼ができる
など、便利なサービスがたくさん用意されているので、ぜひ登録しておこう。
登録は、ヤマト運輸のホームページからできる。

カード発行後、ヤマト運輸の営業所や集荷の際に、担当ドライバーに依頼してチャージすれば、10%の割引が受けられる。

支払いの際にカードを提示し、「クロネコメンバー割でお願いします」と伝えればよい。

注意点は、
一度に5,000円以上のチャージをすること。1,000円単位でもチャージできるが、5,000円以上をまとめてチャージしないと割引対象とならないのだ。
また、コンビニではこの割引(電子マネーカード)は使えない。

なお、クロネコメンバー割には「クロネコメンバー割BIG」という種類もある。
こちらは割引率が15%と大きい。
ただし、一度に50,000円以上チャージしないと割引対象にならないヘビーユーザー向けなので、ここでは詳細の説明を割愛する。

●持込割
集荷をお願いするのではなく、ヤマト運輸直営店に荷物を持ち込めば100円の割引が受けられる。
クロネコメンバーズの登録会員の場合は、さらに50円引きとなるサービスが新たに追加された。
合わせて使えば、合計150円の割引となる。
会員でも、コンビニなど、直営店以外への持ち込みは従来通り割引金額は100円だ。

●デジタル割
こちらは、10月から追加された新サービス。
荷物に貼る送り状を、営業所の端末「ネコピット」で作成することで50円割り引かれる。
会員でなくても利用できるサービスだが、会員であれば、送り先や依頼主などの入力を事前に自宅で済ませておくことができる。そして荷物を持ち込んだ営業所の端末でその情報を呼び出し、品名やお届け希望日などを設定すれば送り状を発行できる。

●宅急便センター受け取りサービス
こちらも10月から開始される新サービスだ。
会社や個人宅に送るのではなく、最寄りの営業所留めにして、受取人が営業所まで荷物を受け取りに行くと、宅配料金が54円割引される。
こちらは、旅先から自分の荷物を自宅に送る際などシチュエーションは限られそうだが、こういったサービスも新に提供を始めた。

これらのサービスをフル活用した場合の価格は以下の通りだ。

例)関東から関西に100サイズの荷物を届ける場合
(旧料金)            1296円
(新料金)            1456円(従来より160円アップ)

 メンバー割           -146円(10%オフ、小数点以下は四捨五入)
 持込割          -150円(メンバーの場合)
 デジタル割            -50円
 宅急便センター受け取りサービス  -54円

(新料金・割引後)        1056円

すべてのサービスを利用すれば合計400円もおトクになる。
旧料金よりも240円安く済ませることができるというわけだ。


内藤由美