2年前にもDeNAに売り込みをかけていたという原氏。その夢の続きは…

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球団史上初めてCS(クライマツクスシリーズ)に出場した昨年に続き、今年も巨人と激しく3位を争うDeNA。ところが、なぜか今、就任2年目のラミレス監督の去就をめぐる水面下の動きが激しくなっているという。

スポーツ紙デスクが語る。

「2012年からチームを率いた中畑清・前監督は、結果こそ残せなかったものの明るいキャラクターで絶大な人気を得ていました。その後を継いだラミレス監督は、采配面では文句なしでも『どうしてもインパクトに欠ける』というのが親会社の結論。近年、観客動員を急速に伸ばしている勢いを持続させるには、勝敗以上に注目度の高さが必要だと考えているわけです」

そんななか、次期監督の筆頭候補としてにわかに浮上してきたのは、なんとあの超大物の名前だ。

「ここ2年、在野で活動している原辰徳・前巨人監督です。まだ正式な交渉には至っていないようですが、すでに関係者を通じて下交渉は始まっており、原氏サイドの反応はまずまずのようです」(デスク)

南場(なんば)智子オーナーは、ラミレス監督の去就について「順位が確定した段階で、あらためてお話しする」とコメントしているが、これはあくまでも方便なのだとか。

「CSに進出すれば続投というわけではない。実際には、あくまでも原氏の返事待ちです。もしダメだったらラミレス監督を続投させるプランもあるため、今は保険をかけている状態です」(デスク)

ただ、巨人の監督として7度もリーグ優勝し、09年の第2回WBCでは世界一監督となった原氏は、いわば球界の頂点を極めた存在。いくら神奈川県出身とはいえ、“新興チーム”の監督を本当に引き受けるのか?

在京テレビ局関係者が、その背景をこう説明する。

「原氏は2年前に巨人の監督を退任した直後にも、側近を通じてDeNAに売り込みをかけていました。当時はすでにラミレス監督の就任が決まっていたので実現しませんでしたが、それほど監督という仕事にこだわりがあり、また自身を切った巨人に対する反発心もあるわけです。

それに、3年前に亡くなった原氏の父・貢(みつぐ)氏も生前、『巨人以外でも監督をして、野球人としての器を大きくしろ』と言っていたそうです。周囲が思うほど、原氏自身には他球団で指揮を執ることに対して抵抗感はないんです」

原氏は現在、巨人の球団特別顧問という名誉職に就いているが、それも大した障壁にはならないという。

「DeNAが正式に監督就任を要請するとなれば、事前に読売グループのドンであるナベツネさん(渡邉恒雄[つねお]主筆)に話を通す必要がある。ただ、ナベツネさんはTBSがDeNAに球団を売却する際に仲介役を務め、その後、南場オーナーとも親交を深めています。特に拒む理由は見当たりません。

現時点で、原ベイスターズの実現確率は70%以上。もし破談があるなら、条件面で折り合わない場合だけでしょう」(テレビ局関係者)

衝撃の発表は、案外もうすぐかもしれない。

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