男性が思う「地雷女」の共通点!当てはまったら、あなたも「地雷女」!?

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「地雷女」ってご存知ですか?
交際すると、付き合う男性のみならず、その周りの人間関係すらも壊しかねないほど困らせる女性のことです。

私は以前、とあるSNSの恋愛相談コミュニティーを管理運営しており、そちらを通して年間2千人以上におよぶ恋愛相談を承っていました。

その際、複数の男性から「地雷女」についての相談を受けたことがあり、彼らが感じている「地雷女」に共通の特徴があることに気づいたのです。

■「地雷女」の特徴


「地雷女」の特徴として、以下の点が挙げられます。

・とにかく疑い深い
・彼氏が他の女性といるだけで不快になる
・彼氏の連絡先やメール・LINEの履歴をチェックしないと気がすまない
・彼氏からすぐに連絡がないとイライラしてしまう
・自分なりに尽くし、相手にも同じだけ、あるいはそれ以上のレスポンスを求める

すべて当てはまっている人もいるでしょうし、全部ではないものの複数当てはまるという方もいるでしょう。

実はこれらは、エゴイスティックな恋愛傾向にある女性の特徴そのものです。
つまり、エゴイスティックな恋愛をする女性=「地雷女」になりやすいんですね。

では、エゴイスティックな恋愛とは具体的にどんな恋愛でしょうか。代表例を2つ挙げながら解説していきましょう。

■エゴイスティックな恋愛・その1


エゴイスティックな恋愛の事例として、「依存や執着との混同」があります。自分に自信がなく、自己評価が低い人に起こりやすい状況です。

この手の人は、恋人は何があっても庇護し、いつでも自分の味方になってくれる相手と勘違いしがち。
不安や不快の根本原因に目を向けることなく、ただただそういうマイナスな感情に囚われたくない自分都合しか考えないでしょう。

そして、その自分都合を配慮してくれるのが彼氏の役目だと思い込んでいるんですね。
ハッキリ言って、恋人は保護者ではありませんし、いかに自分を尊重してもらえるかで愛情を図るものではありません。

彼の交友関係や生活になんとか自分を割り込ませようと躍起になるのは、「愛情」ではなくただの「わがまま」です。
相手には相手の人付き合いがあり、人生があるわけですから。

それが本当に相手にとって必要なものならば、心から受け入れるべき。恋人の立場に立って相手の幸せを考えて行動することこそ、「愛情」といえるでしょう。

■エゴイスティックな恋愛・その2


エゴイスティックな恋愛の、次の事例は「自己陶酔との混同」。特に、結婚に対して焦りがある人が陥りやすい状況です。

この手の人には、共通した特性があります。それは「理想的な恋人像」や「お付き合いのスタイル」がかなり具体的に確立していることです。
そして相手が理想通り動いてくれるように、なんとか矯正しようとします。

例えば礼儀作法など、本人が社会的に身に着けるべき立ち居振る舞いなどであれば、それは必要な「アドバイス」や「教育」といえるでしょう。

しかし、例えば
・デートのときは必ず花束を持参
・毎日最低「10回」は愛しているという

といった、自分が満足したいがための要求を相手に押し付けるのは「恋愛」とはいえません。ロマンティックな恋に恋していたい「自己陶酔」でしかないのです。

■まとめ


地雷女の特徴、ご理解いただけましたでしょうか。

「わがまま」であれ「自己陶酔」であれ、根っこにあるものは一緒。それは「相手を愛する対象愛」ではなく「自分を愛する自己愛」です。
どちらも恋人を好きなようで、結局のところ自分の思い通りに動いてくれる他人を求めているに過ぎないんですね。

自分都合ではなく相手都合を見据えて考え、自分が満足するだけでなく相手も同じように満足し、「カップルとしての幸せ」を追求する。それこそが、深い愛情で結ばれた関係を生む姿勢なのです。

好きな人には、あなたにしかできない「思いやり」を見せていきましょう。そうすれば「地雷女」ではなく、彼にとっての「一生大事にしたい女」になれるかもしれませんよ。

ライタープロフィール


黒木蜜
一般企業に勤めながら執筆した作品が日本文学館のオムニバス本に掲載され作家デビュー。古事記への造詣が深く、全国300ヶ所以上の神社紹介記事を執筆。現在、古事記の観点から紹介する神社コラム/恋愛コラムなども手がけている。