Google ChromeのURL欄で、GmailやTwitter、Facebookまで検索できる裏技

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Google ChromeでGoogle検索を利用するときは、URLバーにキーワードを入力している人が多いだろう。

じつは、Chromeの設定をちょっと変えるだけで、同じ方法でGmailやTwitterなども検索することが可能になる。

今回は、ChromeのURLバーによる検索をさらに便利にするテクニックを紹介しよう。

●ChromeのURLバーでGmailを検索できる?
Google Chromeのユーザーであれば、URLバーにキーワードを入力してGoogle検索するのは、いつものことだ。
調べごとをするときは、URLバーにキーワードを入れて[Enter]キーを押すのが、いつもの日常という人も多いだろう。

では、Gmailを検索するときはどうしているだろうか?
Gmailに切り替えたあと、Gmailの検索ボックスで検索しているのではないだろうか。

しかし、ちょっと工夫すれば、URLバーでGmailを検索することも可能なのだ。

わざわざGmailに切り替える手間が不要となるため、スピーディにメールを検索できる。設定手順は次のとおりである。


Chrome右上のボタンをクリックしてメニューを表示したら、[設定]を選択する。



[検索エンジン]で[検索エンジンの管理]をクリックする。



[その他のエンジン]で[追加]をクリックする。



[検索エンジン]に「Gmail」、[キーワード]に「gm」、[URL]に「https://mail.google.com/mail/#search/%s」と入力して[追加]をクリックする。設定したら設定画面か閉じる。


以上で設定完了だ。
利用するには、ChromeのURLバーに「gm」と入力し、続けてスペースを入力する。
すると、URLバーに「Gmailを検索」と表示されるので、あとはキーワードを入力して[Enter]キーを押すだけでGmailが検索される。


URLバーに「gm」と入力する。



スペースキーで押すと「Gmailを検索」と表示される。



続けてキーワードを入力して[Enter]キーを押す。



指定したキーワードでGmailが検索されて結果が表示される。


●TwitterやFacebookでの応用も可能
この機能は、URLバーに入力されたキーワード(本例なら「gm」)によって、Chromeが検索エンジンを自動的に切り替えることで実現されている。
したがって、同じ仕組みを使えば、TwitterやFacebookを検索することも可能だ。以下に設定例を紹介しておこう。

<Twitterを検索する設定例>
検索エンジン:Twitter
キーワード:tw
URL:https://twitter.com/search?q=%s

<Facebookを検索する設定例>
検索エンジン:Facebook
キーワード:fb
URL:https://www.facebook.com/search/top/?q=%s


URLバーに「tw」と入力してスペースキーを押すと「Twitterを検索」と表示されるので、続けてキーワードを入力して[Enter]キーを押す。



Twitterに切り替わって検索結果が表示される。


他にサイトについても、検索用のURLがわかれば、検索キーワードを「%s」に置き換えることで[URL]を指定できるはずだ。[キーワード]には、本事例の「gm」や「tw」のような短いキーワードを指定すればいいだろう。

なお、[その他の検索エンジン]には、Chromeが自動的に登録した設定も用意されているので、それを編集して利用することもできる。設定を編集するには、右端のボタンをクリックしてメニューの[編集]を選択すればいい。

ChromeのURLバーを有効活用したい人にはとても便利な機能なので、ぜひ試してみよう。


Chromeが自動的に登録した検索エンジンの設定を編集して利用することもできる。右端のボタンをクリックし、メニューの[編集]を選択すれば設定を変更できる。



井上健語(フリーランスライター)