風船すら怖いんだが…
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 先週末(9月8日〜9月10日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、スティーヴン・キングの同名小説を映画化したホラー作品『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が興行収入1億2,340万3,419ドル(約135億7,437万6,090円)という空前の大ヒットスタートを切った。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 同作は発刊以来30年にわたって読者に強烈なトラウマをうえつけてきた小説を、ギレルモ・デル・トロが製作総指揮を務めたホラー映画『MAMA』のアンディ・ムスキエティ監督が映画化した作品。『パラノーマル・アクティビティ3』が持っていた数字の2倍以上を記録してホラー映画のオープニング記録歴代1位、『モンスター・ホテル2』を抜いて9月公開の映画のオープニング歴代1位、『スタンド・バイ・ミー』や『グリーンマイル』など数多くの作品が映画化されてきたスティーヴン・キング原作の実写化映画として歴代1位のオープニング記録となった。

 全米4,103館で公開されて1館あたり3日間で3万76ドル(330万8,360円)という高い数字を記録した本作はすでに46の国と地域で公開されており、イギリス、ブラジル、ロシア、オーストラリア、オランダなどでホラー映画の新記録を樹立するとともに、各国でランキング1位を獲得している。日本での公開は11月3日。

 『IT』に約13倍と大差をつけられてしまったが、3日間の興行収入で856万7,881ドル(約9億4,246万6,910円)となった新作映画『ホーム・アゲイン(原題) / Home Again』が2位に初登場した。『キューティ・ブロンド』シリーズや『わたしに会うまでの1600キロ』などのリース・ウィザースプーンが主演したコメディー映画で、離婚したばかりの2児の母親(ウィザースプーン)が、3人のカリスマ的魅力の若い男性を住人として迎え入れ、奇妙な家族生活をスタートさせるというストーリーだ。

 そのほかのトップテン作品に新作はなく、先週まで3週連続1位をキープしていたサミュエル・L・ジャクソンとライアン・レイノルズがタッグを組んだアクションコメディー映画『ヒットマンズ・ボディガード』は3位、先週2位だった『死霊館』シリーズの最新作『アナベル 死霊人形の誕生』は4位だった。

 今週末はヴィンス・フリンのベストセラースパイ小説を映画化した『アメリカン・アサシン(原題) / American Assassin』、『ハンガー・ゲーム』シリーズなどの女優ジェニファー・ローレンスが主演した『マザー!』が公開を控えている。(編集部・海江田宗)