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富士通グループ12日、法人向けワークステーション「FUJITSU Workstation CELSIUS」シリーズとして、Windows 10 Creators Updateを搭載したミドルレンジ機「CELSIUS M770」と「CELSIUS R970」の2モデルを発表した。ともに12月下旬に発売する。価格は355,600円から(税別)。

○CELSIUS M770

「CELSIUS M770」は、OSにWindows 10 Creators Updateを搭載する法人向けミドルレンジワークステーション。価格は355,600円より(税別)。ダウングレードモデルとして、Windows 7 Professional搭載モデルも用意される。

CPUにIntel Xeonを、グラフィックスにNVIDIA Quadro Pシリーズを採用。PCクラスタシステムのプリ・ポスト処理やCADなど、広範囲の用途に対応する。CPU / メモリ / ストレージ / グラフィックスなどは、より上位のものを選択可能。

内部の電源ユニット / マザーボード / 冷却ファン / ストレージなどは、ケーブルフリー設計を採用し、内部の清掃やメンテナンスなどを手軽に行えるようになっている。

下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Xeon W-2102(2.90GHz)、チップセットがIntel C422、メモリがDDR4-2400MHz 8GB(最大128GB)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro P400(2GB)。

インタフェースは、Gigabit Ethernet有線LAN×1、USB 3.0×8、USB 2.0×2、miniDisplayPort×3など。本体サイズはW180×D476×H433mm。

○CELSIUS R970

「CELSIUS R970」は、標準でIntel Xeonを2基搭載する2Wayモデル。価格は690,600円(税別)。用途に応じて19インチラックマウントモデルも用意されており、カスタマイズではCPUにIntel Xeon Goldを選択することも可能。メモリ / ストレージ / グラフィックスなどは、より上位のものを選択できる。ケーブルフリー設計は採用されていない。

下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Xeon Bronze 3104(1.70GHz)×2基、チップセットがIntel C624、メモリがDDR4-2133MHz 16GB(最大256GB)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro P400(2GB)。

インタフェースは、Gigabit Ethernet有線LAN×1、USB 3.0×4、USB 2.0×6、miniDisplayPort×3など。本体サイズはW187×D625×H434mm。