iPhone Xは6コアプロセッサー搭載、高性能「Monsoon」x2、高効率「Mistral」x4。RAMは3GBか
iOS 11 GMのリークは9月12日の発表イベントを前にして新型iPhoneの秘密を次々とさらけ出してしまっています。今回みつかったのは、iPhone Xに搭載されるプロセッサーが6コアモデルであるという内容です。

Longhornと名乗るTwitterユーザーのツイートによると、iPhone X(とおそらくiPhone 8 )には6コアのプロセッサーが搭載され、Monsoonコアが2つ、Mistralコアが4つになるとのこと。



iPhone 7が搭載するA10 Fusionの場合は、高性能コアがHurricane、高効率コアがZephyrと名付けられていたことから類推すると、iPhone XではMonsoonが高性能コアで2つ、Mistralが高効率コアで4つの6コア構成になると考えられます。

これまで、iPad Proでは高性能コアx3、高効率コアx3のA10 X Fusionプロセッサーを搭載してはいるものの、iPhoneシリーズでは同時に2コア以上が動作するプロセッサーを搭載したことはありませんでした。今回の6コア化はとくにマルチスレッドを使う処理において大きな効果を発揮するかもしれません。

一方、コア数以外に目を向けると、iOS 11 GMからはUSB-Cサポートに関する複数の記述も見つかっています。必ずしもiPhone XがLightningコネクターからUSB-Cコネクターに切り替わることを意味するわけではないものの、何らかの格好でUSB-C関連の機能を取り込む可能性はありそうです。



さて、アップルの新型iPhone発表イベントまで残りわずか。流出したiOS 11 GMからポロポロと確度高そうな情報がこぼれ出てきているものの、それらも含めていままでに出たうわさ話が本当かは、発表をみるまではわかりません。答え合わせは9月12日、日本時間だと9月13日深夜2時からの予定です。

ちなみに、下はAnimoji記事でも登場したSteve T-S氏の新しいツイート。iPhone 8 PlusとiPhone XのRAMは3GBになる模様です。



9月11日訂正:Mistralの表記誤りを訂正しました。