中越典子 出産3カ月…出張夫に送り続けた愛息写真500枚
「子どもって動きとか表情が毎日違っていて、いつも新しい発見がある。あの子が産まれてから、家庭に笑いも多くなったような気がします」と語るのは、夫の永井大(39)だ。
5月3日、都内の病院で第一子となる長男を出産した中越典子(37)。8月21日には映画『関ケ原』のイベントに登場。変わらぬスレンダーな体形を見せ、会場を驚かせた。出産3カ月でのスピード復帰を果たしたが、出産当初は大変だったという。永井がこう続ける。
「予定日より少し早く産まれたため、妻のまわりに誰もいなかったんです。彼女から『産まれる〜!』と連絡があったとき、私はドラマの撮影で台湾にいました。もちろん立ち会うこともできなくて、電話越しに勇気づけることしかできない。妻や我が子と対面できたのは翌日でした。でもすぐ京都の撮影に行かなくてはならなくて。妻は3日ほどで退院しましたが、お母さんも予定が合わない。数日間は彼女ひとりで子育てをしていたんです」
初めての子育てはすべてが手探り。だが、彼女は決して弱音を吐かなかった。
「出産直後は3時間ごとに夜泣きをする生活。不安もあったみたいです。『本当にこれで大丈夫かな?』と言っていましたから。でも次第に夜泣きもなくなって、今は落ち着いています。最初の1カ月はこもりっきりでしたが、今はお出かけも。首をすわらせる運動や子連れでのヨガ、子どもへのマッサージも自分で勉強したりしていますね」
その後も永井は地方での仕事が多かったというが、そんな“出張夫”に中越は「離れていても子どもの成長を感じられるように」と“あるサポート”を続けてきたようだ。
「僕も帰ったら掃除や洗濯を手伝っていますが、地方にいることが多くて。でもその間も妻から毎日スマホに息子の写真が届くんです。おかげでフォルダが息子の顔でいっぱいになりました。産まれたばかりのころ私は京都にいたのですが、近くのお店で写真としてプリントアウトしようとしたら500枚ほどになってしまったこともありましたね(笑)」
そんな妻・中越についての感謝を、永井は照れくさそうにこう明かす。
「息子の体重はいま5kgくらい。男の僕でも重いと思うのに、彼女は疲れた様子を見せない。妻はいつも明るくて、僕の仕事も支えてくれて。普段は面と向かって言えませんが、心の中では感謝でいっぱいです。地方での仕事続きで東京で落ち着けるのは12月。でも年末は結婚記念日と彼女の誕生日が続く、家族3人でサプライズのお祝いをしたいですね」