「とり肉とズッキーニの梅肉炒め」 レタスクラブニュースより/プロ料理家:伊藤晶子 撮影:千葉充

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いよいよ佳境にさしかかってきた夏。海で泳いだり旅行へ行ったりとさまざまな思い出があると思いますが、夏を味わえる旬の食材は堪能できましたか? 今回は、夏の食材を食べつくす1週間メニューをご紹介。肉と魚と野菜をバランスよく食べられるので、栄養もばっちりですよ。

「いさきのムニエル」 レタスクラブニュースより/プロ料理家:重野佐和子 撮影:今清水隆宏

■ 【とり肉とズッキーニの梅肉炒め】(194Kcal、塩分1.8g、調理時間15分)

<材料・2人分>

とりむね肉(皮なし) 小1枚(約180g)、下味(酒、片栗粉 各小さじ2、サラダ油 小さじ1、塩、こしょう 各少々)、ズッキーニ 1本、黄パプリカ 1/2個、合わせ調味料(梅干し 大2個、酒、水 各大さじ1、みりん 小さじ1、しょうゆ 小さじ1/2)、サラダ油、こしょう

<作り方>

1. とり肉は5mm厚さのそぎ切りにし、下味をもみ込む。ズッキーニは縦半分に切って斜め薄切りにする。パプリカは縦細切りにする。梅干しは種を除いて包丁でたたき、残りの合わせ調味料の材料と混ぜ合わせる。

2. フライパンに油小さじ1を熱し、1のとり肉をほぐしながら炒め、焼き色がついたらいったん取り出す。

3. フライパンに油小さじ1を足し、ズッキーニ、パプリカを入れて炒め、しんなりしたら、とり肉を戻し入れる。合わせ調味料を加えて炒め合わせ、こしょう少々で調味する。とり肉は火を通し過ぎるとかたくなるので、いったん取り出し、野菜を炒めたところに戻し入れる。

梅干しを加えることでさっぱりとした口当たりになるので、食欲のない日にもおすすめの1品です。とりむね肉は加熱しすぎるとパサついてしまうため要注意。焼き色がついたらいったん取り出して、野菜と炒め合わせながらサッと火を通しましょう。

■ 【いさきのムニエル】

いさきは夏を代表する白身魚のひとつ。くせのない味で、レモンで風味づけしたチーズリゾットとよく合います。

■ 【豚バラ肉ととうがんの夏バテ解消カレー】

体を冷やす効果があるとうがんは、夏のほてった体にぴったりです。豚肉と一緒に食べてスタミナアップ。

■ 【あじの塩焼き薬味だれがけ】

しょうがじょうゆだれは冷蔵庫で2〜3日保存可能。大根おろし代わりにかけて食べましょう。

■ 【牛肉とししとうのしょうゆ煮】

ししとうがしんなりするまで、煮汁をたっぷり吸わせましょう。甘辛い味つけが牛肉と相性抜群。

食材は旬がすぎると値段が高くなったり手に入らなくなってしまうので、楽しむなら今のうち。夏が終わる前に旬の食材を食べ尽くして、すぎ行く季節を噛みしめましょう。