チャールズ皇太子(Prince Charles)、ウィリアム王子(Prince William)、ヘンリー王子(Prince Henry) photo : Getty Images

ダイアナ元妃が亡くなって今年で20年。イギリスのテレビ局BBCが制作した新しいドキュメンタリー番組「Diana, 7 Days(原題)」が放送される。ウィリアム王子とヘンリー王子が元妃の事故後、父のチャールズ皇太子が支えになってくれたことを語った。

ダイアナ元妃が亡くなったというニュースを父のチャールズ皇太子から伝えられたというウィリアム王子とヘンリー王子。ヘンリー王子は番組で「親にとって一番つらいことは、もう一人の親が亡くなったというニュースを子どもに伝えなくてはいけないことでしょう」「父は僕たちのためにそこにいてくれました。残された片親として僕たちを守り、面倒を見ようとベストを尽くしてくれました」「でも父自身も母の死に対する悲しみに対処しなくてはいけませんでした」と父チャールズ皇太子の苦しみについて語った。

ウィリアム王子(Prince William)、チャールズ皇太子(Prince Charles)、ヘンリー王子(Prince Henry) photo : Getty Images

ダイアナ元妃が亡くなったとき、エリザベス女王はバルモラル城に王子たちと一緒に滞在、すぐに公の場所でコメントを発表せずに批判を受けた。これについても王子が説明している。ウィリアム王子曰く「祖母にとってはとても難しい決断でした。僕たちの祖母と女王、2つの立場の間で引き裂かれていたのです」「あのとき、私の祖母は2人の孫、そして僕たちの父を守りたかったのです」。当時エリザベス女王は城の中に新聞を持ち込ませず、マスコミで報じられている様々な憶測や噂を孫たちに見せないようにしていたという。

イギリスでは、元妃のインタビューテープを元にしたドキュメンタリー番組で次々と明らかになるエリザベス女王やチャールズ皇太子の冷たい態度に批判の声も上がっている。その結果、チャールズ皇太子への好感度がますます下がっているという。チャールズ皇太子には王になってほしくない、という人も増えているそう。今回の両王子の発言でイメージアップできるのか、今後のイギリス世論にも注目したい。

text : Yoko Nagasaka