どうも、ライターのノジーマです。ジメジメとした日が続くとついつい毎晩冷たいお酒を飲みたくなってしまうのは僕だけでしょうか。今回はそんな夏の晩酌のおつまみには欠かせない冷奴の話題です。冷奴は日本酒にもビールにもよく合う素敵なおつまみですよね。

豆腐の薬味を食べ比べる会に参加してきた

ところで皆さんは冷奴には何をかけて食べていますか? 醤油をかける人もいればポン酢をかける人もいますし、僕の家ではめんつゆをかけて食べたりもしていました。さらに青ネギや生姜などの薬味も含めれば組み合わせは無限大。同じ冷奴でも食べ方によって全然味が変わるものなのです。

では一体どの調味料と薬味の組み合わせで食べる冷奴が最強なのでしょうか。そんな最強の薬味を決めるべく、いろいろな人が豆腐と薬味を持ち寄って食べ比べるイベントが友人宅で開催されるというので、僕も豆腐を持参して参加することにしました。

ウマそうな豆腐と薬味が揃う中、39円の豆腐を持ち込む男

会場に到着するとすでに大量の調味料と薬味、そして美味しそうな豆腐がズラリと並んでいました。おいおい、これは絶対幸せなやつじゃないか。お酒を飲み始めたら止まらなくなっちゃうやつだぞ。

そんな中、僕が会場に持ち込んだものはこちら。

その辺のスーパーで購入した39円の豆腐一丁。

ん、なんだ? 悪いか? 普段からよく食べてる豆腐だぞ。読者の皆さんも普段はこのくらいの豆腐を食べてる人ばかりなんじゃないの? そもそも本格的な豆腐と最底辺の豆腐の違いもわからなかったりするんじゃないの?

豆腐屋の本格豆腐と食べ比べをしてみることに

そこで、いきなり会の趣旨と脱線してしまいますが、豆腐屋さんが手作りした本格的な豆腐と39円の最底辺豆腐の食べ比べをしてみることになりました。

豆腐屋さんの本格手作り豆腐

豆腐屋さんの本格手作り豆腐はプルンプルンとした質感をしていて、少し衝撃を与えるだけで簡単に崩れてしまいそう。見た目だけでも繊細さがビシビシと伝わってきます。

スーパーで39円の最底辺豆腐

一方、スーパーで39円の最底辺豆腐は表面がツルッツル。手作り感溢れる豆腐屋の手作り豆腐とは対象的に、いかにも機械で作られたような、ある意味綺麗なヴィジュアルです。

どちらも適当な大きさにカットし、食器に盛り付けてしょうゆをかけ、薬味に青ネギと生姜を乗せると、どちらもしっかりウマそうな見た目になりました。これぞ冷奴。やっぱりどっちも無難にウマくて、味の違いなんてわからないんじゃないの!?

2種の豆腐の食べ比べスタート!

というわけで早速食べ比べをスタート。まずは豆腐屋で購入した本格豆腐から食べてみます。

実食・豆腐屋さんの本格手作り豆腐

あ、おいしい……。一口食べてわかったのはやはり質感の違い。柔らかくて口の中に入れた瞬間に溶けて広がっていくような優しい食感なのです。そして醤油や生姜の味に隠れながらも控えめに主張する大豆の風味。これはお酒が進みますぁ〜。

実食・スーパーで39円の最底辺豆腐

続いてスーパーで39円の最底辺豆腐も実食。見た目の違いはほとんどありませんが……

なんだこれ……味が全然しないぞ……。醤油と生姜の風味ばかりが目立ち、豆腐屋の豆腐で感じた大豆の風味がまったく伝わってこないのです。もちろんこれはこれで美味しいですし、これからも普通に食べるとは思いますが、ここまで素材の味に違いを感じるとは……。

他の参加者たちにも豆腐の食べ比べに挑戦してもらいましたが、39円の豆腐を食べたと同時に爆笑する人もいれば、吹き出しそうになる人もいたり、誰が食べ比べても味の違いをハッキリと感じるという結果になりました。やっぱりちゃんとした豆腐はウマいんだなあ……。

高級豆腐は逆にそこまで大差なし

ちなみにこの日は高級な豆腐が他にもたくさん揃っていましたが、高級な豆腐はいずれも大豆の味がハッキリとしていて、逆にそれぞれに大きな違いを感じることはありませんでした。厳密にはもちろん全然違うのでしょうけど、素人だとそこまでわからないレベルだと言えそうです。

そして高級な豆腐はどんな薬味を乗せても、大豆の風味がしっかりわかるというのはすごい! 最底辺価格の豆腐もウマいのですが、残念ながら豆腐本来の味を味わえていないということになるのでしょう。

薬味は山形だし、かぼす+塩、チリソースがオススメ!

さて長らく脱線してしまいましたが、もともとはいろいろな薬味と調味料を試すイベントでしたね。

その後はいろいろな薬味を試してみましたが、全体的に評判が良かったのは「山形だし」「かぼす果汁+塩」「チリソース」あたりでした。チリソースは意外ですが不思議とマッチ。他にも中華系の味ならだいたい良い感じにまとまっていました。冷奴=和風という概念を取っ払ってしまえば、まだまだ無限の可能性があるんだなあと感じましたね。

家でよく冷奴を食べるという方は、豆腐の種類を変えてみたり、いろいろな薬味を試したりしてみると、冷奴の新たな一面を知れて楽しいかもしれませんよ。

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