『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』(1968)
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 先月77歳で亡くなったゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督の出世作『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』が、4K復刻版としてアメリカで上映されることがComingSoon.netなどで明らかになった。

 4K復刻版は10月13日(現地時間)からニューヨークのアートハウス系シアター、フィルムフォーラムで、国内外数多くの名作を配給してきたヤヌス・フィルムズによって上映される。その後米国内で順次公開される予定。

 1968年に公開された同作はピッツバーグ郊外で撮影され、わずかな制作費で作られたもののスマッシュヒットを記録し、大成功を収めた。後のホラー、ゾンビ映画に多大な影響を与え、今でも熱狂的なファンを持つ金字塔的作品。一軒屋に立てこもった7人の男女が、生ける屍(ゾンビ)の侵入を防ごうと奔走するストーリー。人種差別が問題だった当時に、主人公に黒人俳優を起用したことも話題となった。

 その後ニューヨーク近代美術館に所蔵され、アメリカ国立フィルム登録簿入りも果たし、永久保存されている。ちなみに、ニューヨーク近代美術館とフィルム・ファウンデーションが修復作業を手掛け、その資金はジョージ・ルーカス・ファミリー・ファウンデーションが提供している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)