舞台挨拶に立ったアンセル・エルゴート

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 エドガー・ライト監督の最新作「ベイビー・ドライバー」が8月19日、全国40スクリーンで封切られ、来日中の主演俳優アンセル・エルゴートが、東京・新宿バルト9での舞台挨拶に登壇した。

 映画は、お気に入りのプレイリストが入ったiPodで音楽を聴けば天才的な運転技術を発揮する、銀行強盗の“逃がし屋”ベイビー(エルゴート)を主人公にしたアクションスリラー。ライト監督自ら脚本を執筆したオリジナル作品で、北米で興行収入1億ドル突破の大ヒットを記録中だ。

 2015年に音楽イベント「ULTRA JAPAN」にDJアンソロ名義で参加して以来約2年ぶり、映画のプロモーションとしては初来日となったエルゴートは、「映画を見てもらえてうれしいです。気に入ってもらえましたか?」とさわやかな笑顔で挨拶。観客からの拍手に「アリガトウ」と日本語で応えた。

 ハリウッドでは小説やコミックの映画化作品やシリーズ大作が多く製作されている中で、「この映画は、エドガーが思い描いたオリジナルの物語。皆さんがこうして劇場で見てくださることが、ハリウッドでもっとクールなオリジナル映画がつくられるきっかけになる」とファンに感謝。演じた役どころについて、「いわゆるアクションヒーローではなく、犯罪に関わっているけど、悪人ではない。いろいろな面があるからベイビーが大好きなんです」と同役への愛着を語った。

 共演者には、ジェイミー・フォックスや、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーら、ミュージシャンが多数名を連ねるが、強盗仲間でも危険なバッツ役のフォックスとは特に交流を深めた様子。「初めて会ったその日に、『音楽をやっているんだって? 自宅にバスケットボールのコートも、音楽スタジオもあるから遊びにおいでよ』って誘ってくれたんです。ジェイミーと僕の関係は、映画のベイビーとバッツの関係とは大違いなんだ(笑)」と裏話を明かした。

 SNSで東京滞在を満喫している姿を紹介しているが、日本にはあと5日ほど滞在し京都も訪れる予定だと言い、「それでも時間が足りないのはわかっているから、できるだけ朝は早起きして、夜は遅くまで、すばらしい日本を満喫したいと思っています。また来日したいです」とニッコリ。イベントの最後に観客の写真撮影が許可されると、自ら車のハンドルを握るポーズをとったり、最後まで手を振ったりと、好青年ぶりを発揮していた。