撮影中のスコット監督(写真左) (C) 2017 Twentieth Century Fox Film
Corporation. All Rights Reserved

写真拡大

 「エイリアン」シリーズの最新作「エイリアン コヴェナント」のメガホンをとったリドリー・スコット監督の5分弱にわたるインタビュー映像が、公開された。

 人類移住計画を託され、地球と極めて近い自然環境の星に降り立った宇宙船コヴェナント号のクルーたちの壮絶な運命を描くとともに、エイリアン誕生の秘密が明かされる。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のキャサリン・ウォーターストン、「アサシン クリード」「光をくれた人」のマイケル・ファスベンダー、「20センチュリー・ウーマン」のビリー・クラダップらが出演する。

 1979年にシリーズ第1作「エイリアン」を世に放ってから、実に38年。本作には“ネオモーフ”という新型エイリアンが登場するが、スコット監督は「エイリアンを使い古したくなかったので、ひとひねり加える必要があった。ネオモーフには硬い外殻がなく、色が白い」と解説。「いい出来だと思うよ。新しい形態の生物だ」と手ごたえをみなぎらせる。

 さらに、ファスベンダー演じるアンドロイドについて「宇宙船にAI(人工知能)を乗せるという発想は(過去作に登場した)アッシュから生まれた。使いやすさのために人型のアンドロイドになっているが、イアン・ホルム演じるアッシュはロボットだ」と過去作とのリンクを明かす。続けて「コヴェナント号のアンドロイドはウォルター(ファスベンダー)だが、ウォルターは(『プロメテウス』に登場した)デヴィッドとうり二つの外見をしている」と作品の重要要素について言及。加えて、舞台となる未知の惑星について「上陸した惑星はもぬけの殻で、生き物のいない死の惑星だった。植物以外の生物形態がまったく見当たらないんだ。もちろん大気もあるのに、動物は一切いない。まるで病原体が、あらゆる肉を食い尽くしたようにね」と語っている。

 ヒロインを務めたウォーターストンについては「人目を引く印象的な体格の女優を探していた。長身でたくましく、できれば演技力のある女優を。キャサリン(・ウォーターストン)は別格だ」と絶賛。ウォーターストンやクラダップの強みは舞台経験者であると語り「本作は人が次々と死に、緊張感が続く。絶え間なく恐怖を表現し続けなければならない。恐怖にも多くの色があり、良心の呵責(かしゃく)でも何でも表現の方法は1つではない。舞台出身の俳優はそれを引き出すことができるんだ」と考察している。

 「エイリアン コヴェナント」は、9月15日から全国公開。