この時期になると宿題に追われ、苦しんでる人も多いはず。「誰か代わりにやってくれ!」必死なあなたは、いないとわかっていながらも、そんなこと考えたことありませんか? しかし、その「誰か」がいるんです。

 宿題HELP3はその名の通り、宿題代行業務を行っている大学生の集団。代金は1問500円から、卒論になると30万円まで。「えっ!? 卒論もやっちゃうの?」と、驚かれた方も多いでしょう。

 時期も時期ですし、気になる方も多いはず。そこで、この宿題HELP3の二代目代表であり、現在、翻訳代行業務などを手がける有限会社ニードフォーチェンジの代表、田中さんにお話を聞いてみました。

宿題代行というビジネスを発案した経緯を教えてください。

「大学一年生のドイツ語の試験のとき、試験前に教科書の日本語訳を全部覚えて試験に臨もうと思いました。ですがどうしても訳すことができず、友人のドイツ人留学生に3000円で教科書を訳してもらったことからヒントを得ました。そこから、小学生の宿題から大学生の卒論まで幅広く、やってほしい人とできる人をつなげることをはじめました」

宿題代行業務は田中さんの実体験から生まれました。お金が欲しい大学生と、宿題代行というサービスを求める人を宿題HELP3がつなぐことで、win winの関係を作り出しています。運営費はその仲介料でまかなっています。

宿題代行業務はどのように行っているのでしょうか?

「現在は僕の設立した会社の業務としてではなく、あくまでも宿題HELPに登録した大学生個人とお客様のやりとりで行っています。ニードフォーチェンジはあくまでホームページの運営のみです。依頼の仕方は、ホームページにある電話番号かメールにて、まずお問い合わせいただくことで、こちらからコンタクトをとります」

卒論も代行するとのことですが、どのように制作するんですか?

「教授の意向など詳しい情報をもらった上で制作に入ります。しかし、あくまで依頼者の理想の参考論文としての制作。そのまま提出することはお勧めしていません」

さすがにそのまま出すのは気がひけますよね。でも提出期限が迫ると猫の手でもいいから借りたくなるもの。願ってもないサービスなのでは。毎年、夏休みになると宿題代行の問い合わせは、通常の3倍以上になるんだとか。いつの時代も宿題に追われる学生はいるもので、需要がなくなることはなさそうですね。(文/verb)