「彼女が目覚めるその日まで」
ポスタービジュアル (C)2016 ON FIRE PRODUCTIONS INC.

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 クロエ・グレース・モレッツ主演、シャーリーズ・セロンが製作を務めた映画「Brain on Fire」が、「彼女が目覚めるその日まで」の邦題で12月16日から日本公開されることが決まった。合わせて、ベッドに横たわるモレッツの姿をとらえたポスタービジュアルも披露された。

 原作は、ジャーナリストのスザンナ・キャハラン氏によるベストセラー回顧録「脳に棲む魔物」。キャハラン氏は、ニューヨークポスト紙で記者として働いていた20代の頃、原因不明の病によって心身のバランスを崩し、狂気の世界へと引きずり込まれた。2007年に特定された難病「抗NMDA受容体脳炎」の「世界で217番目の患者」と告げられた彼女の、発病から回復までの7カ月に渡る闘病生活をつづった同作は、未知の病の存在、現代の医療システムの落とし穴を浮き彫りにし、全米に衝撃を与えた。また、キャハラン氏の回復を信じ、支え続けた家族の姿も深い感動を呼んだ。

 映画の主人公、21歳のスザンナは、1面を飾る記者になるため仕事に没頭し、プライベートではミュージシャンの恋人スティーヴンを両親に紹介するなど、仕事も恋も充実した日々を過ごしていた。だが突如、もの忘れがひどくなり、トップ記事の取材で大失態を犯してしまう。幻覚や幻聴に悩まされた末、全身がけいれんする激しい発作を起こして入院するが、検査結果は「異状なし」。症状は悪化し、会話も出来なくなったスザンナに対し、医師たちは精神科への転院をすすめるが、両親とスティーヴンだけは混乱状態にあるスザンナの“瞳の奥の叫び”を感じとっていた。

 キャストは、モレッツが難病と戦う主人公スザンナを演じ、「キングコング 髑髏島の巨神」のトーマス・マン、「マトリックス」シリーズでトリニティ役を演じたキャリー=アン・モス、「ホビット」シリーズで知られるリチャード・アーミテージ、「ゴーン・ガール」のタイラー・ペリーらが脇を固める。

 ジェラルド・バレットがメガホンをとり、原作者であるキャハラン氏が共同プロデューサーとして全面協力した「彼女が目覚めるその日まで」は12月16日から東京・角川シネマ有楽町ほか全国で公開。