世界旗艦店「無印良品 有楽町」が増床リニューアルオープン!初の青果売場を展開

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◆世界旗艦店「無印良品 有楽町」が増床リニューアルオープン!初の青果売場を展開

世界旗艦店「無印良品 有楽町」は、1階部分のスペースを増床して、2017年7月28日(金)にリニューアルオープン。注目は、増床した部分に無印良品で初めての青果売場が登場すること。コンセプトは「畑や産地とつながった青果売場」で、生産地や食材を育てる人とのつながりを丁寧なPOPなどで実感できるような売場になっている。具体的には基本食材である野菜や果物、一般食品のグロサリーなどを扱うけれど、それぞれに個性があり、ストーリーを持っているところが無印良品らしいこだわりと言えそう。



無農薬や減農薬などの野菜を産直販売。新鮮だから野菜本来の味わいを楽しめる
販売される野菜は、化学合成農薬と化学肥料を使用しないもの、あるいは通常の半分以下の農薬を使った減農薬で栽培したものを直接仕入れているのだとか。新鮮なので、生でそのままいただくのもおいしいし、野菜本来の旨みである“えぐ味”なども味わえるのがいいところ。

実際に農作業を体験したり、生産者の方からおいしい調理法を教えてもらう、といった農業と食への理解を深めることのできる体験イベントも予定しているそうなので、野菜への興味が湧いたらぜひチェックして。



旬の朝採れ野菜や規格外だけどおいしい野菜、東京の伝統野菜などバラエティ豊富
売場では、旬のものを中心に、形やサイズにとらわれず、規格外でも素材の味わいを大切にした野菜を販売。例えば、千葉県館山市の安西さんが作った朝採れのとうもろこしや、千葉県香取市の加瀬さんが作ったタネまで生で食べられるピーマンなど、旬ならではのおいしさが揃う。

東京の伝統野菜なども置いているそうで、夏の時期には白菜の仲間で芯まで柔らかい「しんとり菜」や、身がしっかり詰まった「真黒ナス」、青りんごのような爽やかさがある「寺島ナス」などが並び、普段はあまりなじみのない野菜のよさを知るいい機会になっている。



産直野菜をさらにおいしくする調味料や保存食も約300アイテムがラインナップ
さらに、本格的な天然の「だし」の材料やドレッシングなど、野菜をおいしくいただくための調味料やドライフルーツなどの保存食も充実している。こちらも、化学調味料や合成着色料、人口甘味料などを使わない、シンプルで伝統製法を守ったものが中心。国産の有機大豆・小麦をゆっくり熟成した醤油「機有るべし(ときあるべし)」や、沖縄のさとうきびから作られた砂糖「本和香糖」、内モンゴルの天然塩「天外天塩」など、こだわりのアイテムも多い。

「特に本和香糖は、無印良品が運営しているカフェ「Café&Meal MUJI(カフェアンドミール ムジ)」の人気商品、焼きプリンなどのスイーツでも使われています。また、野菜をおいしく食べるための保存食として『発酵ぬかどこ』や各種お酢もおすすめです」と、広報担当者さん。お料理好きには見逃せないラインナップが揃う。



新鮮野菜を使ったスープの販売、「小屋」の実物モデル展示など、ナチュラルライフを体感
また、2階部分にある「Café&Meal MUJI」で人気の「焼きたてパン」(150円〜)や「コーヒー」(300円)、さらに今回新たに販売を始める、新鮮野菜を使った手作りの「野菜のスープ」(400円)を、1階にオープンした同店のテイクアウトスタンドで販売。

さらに、フロアの一角には「無印良品の小屋」の実物モデルも展示する。自分の気に入った場所で、手軽に持てるアウトドアの基地として興味を持っている男性も多いそうなので、キャンプ好きの彼に教えてあげたい。

青果を切り口とした無印良品の新しい一面にふれたら、生活のシーンがもっと豊かにナチュラルに広がるかも。


無印良品 有楽町
TEL.03-5208-8241
東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 1?3F
アクセス:JR「有楽町駅」京橋口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D9出口より徒歩1分・「銀座一丁目駅」1出口より徒歩3分 
営業時間:10:00~21:00

WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)