タブレットはオワコン? Amazonが「Fireタブレット」で仕掛ける最強ホームタブレット時代とは

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最近、大人気だったタブレットの人気が下降気味だ。一部ではオワコンと囁かれることもある。

本当にそうなのだろうか?

日常的にインターネットをするときに、どのようなデバイスを使っているだろうか。
最近の調査では、スマホのみでインターネットを利用している人が全体の半数近くにのぼるという結果が出た。若年層ほど、この傾向が顕著となるという。

スマホのみに続いて、
スマホをメインに利用しながらPCやタブレットも併用する人も多い。
年齢が上がるに従って、PCやタブレットを併用する割合は多くなっている。

タブレットは、スマホでできることはできる。さらに大画面でできるため、書籍・コミックから動画まで、コンテンツを楽しむのに最適なデバイスである。
電子書籍や電子マンガなどをタブレットで読んでいるという人も多い。

特に高年齢層になれば、老眼などから大画面のタブレットのほうが、スマホ画面より目も疲れず、快適にコンテンツを楽しむことができる。
さらに、タブレットのほうが、スマホよりも低価格で購入、利用できる点も見逃せない。

そこから導きだされるのが、タブレットのホームユースの時代だ。

それにいち早く対応しているのが、Amazonの「Fireタブレット」だろう。

「Fireタブレット」は、
・7インチ液晶のFire 7
・8インチ液晶のFire HD 8
・10インチ液晶のFire HD 10
の3種類が展開されている。
一番小型のFire 7の価格は、8,980円だが、さらにプライム会員なら4,000円引きで購入することができる。つまり、Fire 7タブレットを5千円弱で購入できるのだから驚きだ。

ホームタブレットとしてのFireタブレットのメリット、デメリットをみていこう。

FireタブレットとAndroidタブレットの違いとは?
Fireタブレットは、AndroidをカスタマイズしたFire OSを採用している。
そのため、基本的な操作はAndroidに近いが、別モノと思った方が良い。

特に、以下の点に注意が必要である。
・GoogleのPlayストアが無い
アプリは、Amazonアプリストアからダウンロードする。

・Google謹製のアプリ(マップ、YouTube、Gmailなど)が無い。

Amazonアプリストアのラインナップは、Google Playストアに比べれば、総数は少ない。
定番と言われるアプリでも提供されていないアプリもある。
つまり、Androidスマホやタブレットのようにアプリを入れ放題で楽しむことはできない。

とはいえ、それで不便かと言えば、必ずしもそうではない。
そもそもFireタブレットは、Amazonが提供するサービスを快適に使うために提供されている格安タブレットだからだ。

つまり、Amazon以外のサービスやコンテンツの利用は制限されるが、Amazonサービスを使うには不便が無い。

例えば、Fireタブレットにはあらかじめ購入したユーザーのアカウントが設定されている。
Androidタブレットのように、自分のアカウントを登録し、設定する手間をかけなくても、届いたFireタブレット開封して電源をいれてすぐに使うことができる。
初期設定で手間取るようなことがないので、機械に弱い人でも安心して使うことができる。


ホーム画面もタブ形式で、本棚のようにきれいに分類されている。
このため、使いたい本や、ビデオなど、コンテンツにすぐアクセスできる。
アカウントも設定済みなので、欲しい商品や本を検索するだけで、ショッピングもコンテンツ閲覧も楽しめる。


micro SDカードでもっと快適にコンテンツを楽しもう
最新のFireタブレットは、ストレージモデルを選択することができる。
たとえば、Fire 7だとROM 8GBと16GBから選択可能だ。
ストレージが大きければ、たくさんアプリや電子書籍、コミックなどを本体に保存して楽しむことができる。

スマホのKindleアプリの場合、Amazonからダウンロードした本データは、本体メモリにしか保存できないため、本体ストレージを圧迫することから、保存できるデータ量には制限がある。
しかし、Fireタブレットの場合は、本体ストレージ以外にも、コンテンツをSDカードに保存することができる。


アプリや電子書籍、映画などの各種コンテンツをそれぞれSDカードに保存することができるのである。

つまり、コンテンツをたくさん楽しんでも、本体のストレージを消費しなくてもすむ。
ちなみに、筆者はFire HD 8の16GBモデルに64GBのmicroSDカードを装着して利用しているが、まだまだ余裕がある。

最近、SDカードの価格も下がっているので、本体をROM 8GBモデルとし、大容量のSDカードを追加して利用するというのも賢い使い方だろう。


機能制限オンで、 家族共用が便利になるホームタブレットKindle Fire
 Kindle本はアカウントに紐付いているので貸し借りしにくいというデメリットがある。家庭では、家族同士で本を貸し借りしあうものだ。
しかし、電子書籍は、それがしにくい。
家族のスマホに同一アカウントでログインすればそれも解決するが、子供などスマホを持たない人はそうはいかない。

そんな時にこそ、Fireタブレットの便利さが発揮される時である。
リビングの共用スペースに置いておけば、使いたい家族が気軽に使うことができるからだ。

ただし、子供に使わせる場合、勝手に商品を購入してしまうリスクがある。
しかし、Fireタブレットを家族共用で使う際は、機能制限モードをオンにすれば解決だ。


機能制限をオンにすると、
・使用不可アプリの設定
・購入をパスワードの保護
など、親に無断で購入したり、有害コンテンツを閲覧したりすることを防げる。
必ず設定しておきたい機能だ。

Fireタブレットが向いている人、向いていない人
Amazonの超格安Fireタブレットは、本やビデオなどのAmazonのコンテンツを楽しむには最高に便利なタブレットである。

家の中でスマホよりも大画面でコンテンツを楽しめるなど、満足度も高い。
機能制限モードもあるので、安心して子供にも使わせることができる。

一方、Googleサービスを含め、屋外や外出先でもタブレットを使いたい人の場合、Fireタブレットでは制限が大きく、満足できないことも多くなる。

しかし、こうした移動中に使うには、より小型で取り扱いやすいスマホがある。
タブレット利用のメリットは、ホームユースよりも小さくなる。

ホームユースでは、
・本体価格が安い
・通信料などのランニング経費が小さい
・親から子供までが使える
・設定など面倒な手間が不要
といった、利便性が必要となる。

そうした意味では、Kindle Fireタブレットは、
Amazonの提供サービスに限定されるが、十分にホームユースのタブレットとしてメリットが大きいと言えるでしょう。
執筆 ちえ