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女優・有村架純の姉でグラビアアイドルの有村藍里が、20日深夜に放送されたTBS系バラエティ番組『恋んトス』(25:43〜26:13)で、"有村架純の姉"と世間に知られてからの苦悩を涙ながらに告白した。

『恋んトス』は、オーディションで選ばれた男女が、1枚のコインによる指令に導かれながら予測不能な恋物語を繰り広げていく恋愛バラエティ。13日にスタートした"シーズン6"に、今年3月に本名に改名してリスタートを切った藍里が参戦している。

20日放送の第2話では、『恋んトス』参戦の思いを告白。「16歳のときからグラビアの仕事しかしてこなかったから恋愛経験も全然なくて、仕事を頑張りたくてやってきたんだけど」と語り出し、「2年前くらいに"有村架純の姉"って新聞に勝手に載ってしまって、私は芸名で活動してたから何でバレたんやろって怖かった」と架純の姉とバレた時のことを振り返った。

そして、「女優の妹と、売れないグラビアアイドルだったんだけど、売名というか妹を使ってどうしてやろうという気持ちはなく」と売名のつもりはなくても、「すごい叩かれてしまって」と藍里。「仕事先でも、私のファンの人が会いに来てくれているのに『有村架純の姉やからファンがいるんでしょ』みたいな扱いを受けたり、私個人としては見られなくなってしまって、すごい人間不信になって」と涙ながらに語った。

続けて、「自分の世界が全部いきなり壊されたみたいな気持ちになって、でも開き直るか辞めるしかないから開き直ってやってやろうと思っていろいろ挑戦もしてきたんやけど、そうやっていくうちに自分っていうのがなくなって、本当の自分は置いてきぼりで」と告白。「だから26歳やけど考え方とかも幼いと思うし、コミュニケーション能力も全然ないし…本当の自分ってなんだろうと思って、自分を出していっぱい笑いたいし、友達もほしいし恋愛もしたい」と打ち明けた。

さらに、「こうやって番組に出ることによってまたいろいろ言われることもあると思うし、私と仲良くしてくれてる子たちも『あんなやつと付き合ってるんだ』とか言われるんじゃないかとか怖くて」と葛藤も明かした上で、「このことを言う事によって『お姉ちゃん』という印象はついたと思うんだけど、それでも私個人のことを見てもらえるように1週間楽しんでいこうと思うから、前向きな気持ちで応募しました」と説明。メンバーから「関係ない」「藍里は藍里」などを温かい言葉がかけられると、「ありがとう」と感動していた。