モネをモチーフに大人カワイイ世界を表現!銀座で増田セバスチャンが日本初のインスタレーション展覧会

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日本の「KAWAII(カワイイ)文化」を発信し続けているアーティスト・増田セバスチャンが、国内外から集めた素材で、印象派の画家クロード・モネの絵の世界観を再構築した展覧会を開催する。今までに見たことのない“大人カワイイ”モネの世界を、体験しに行こう。

◆モネの代表作『睡蓮の池』を独自の点描で表現した「モネの小宇宙」が広がる

2017年7月21日(金)から9月3日(日)まで、銀座のポーラ ミュージアム アネックスでは、きゃりーぱみゅぱみゅのMV美術プロデュースなどでも知られる、KAWAII文化の第一人者・増田セバスチャンによる日本初のインスタレーション展覧会“Point-Rhythm World (ポイントリズム ワールド)-モネの小宇宙-”を開催する。

インスタレーションというのは空間全体を体験できるアート作品のこと。また、タイトルの「ポイントリズム」は、点描画法という意味の「pointillism(ポイントリィズム)」とリズム(rhythm)を掛け合わせた造語とか。

モネの代表作のひとつである『睡蓮の池』をモチーフに、増田セバスチャン独自の感性で、会場全体を使って点描で表現した作品は、かわいさとともに新しい驚きがいっぱい。



展覧会イメージ

◆約2トンもの布やビーズ、おもちゃなどで作られる、新しいモネの世界

作品を形作るのはアクリルパネル、布、毛糸、ビーズ、おもちゃなどで、約2トンもの色とりどりの素材がリズミカルに広がっていく様子は圧巻。

増田セバスチャン自身は、「遠くから見る世界は、近づくと全く別の世界かもしれない。現代に生きる僕に、モネがそう語りかけているように感じます。その声が、今回の作品の出発点です」と語っている。遠くから見渡して、近くで見つめて、増田セバスチャンが聞いたモネの声を、自分の目で追体験するのもいいかも。



作品イメージ

◆VRアート作品など、多彩な表現で再構築された「モネ」の世界を楽しんで

さらに、会場内ではVR(バーチャルリアリティ:仮想現実)のアートと、透明液晶を組み合わせたデジタルな作品展示も行われる。「今回の作品はヘッドセットを使用せず、会場でVRアートを体感していただけるものです。リアルとバーチャルがミックスされた、新しい世界観をお楽しみください」と、広報担当者さん。

会場となるポーラ銀座ビルの1階ウインドウには、ギャラリー展示に合わせて増田セバスチャンによるディスプレイも展開されるそうで、銀座散策の途中でディスプレイ作品を見かけたら3階まで上がってみて。

印象派の巨匠と呼ばれるモネの代表作が、銀座の街で「KAWAII文化」によって再構築されたら? そんな「もしも」の世界を、増田セバスチャン国内初のインスタレーションで体験しよう。



2014 Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-ニューヨーク Photo by GION(イメージ)



TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3F ポーラ ミュージアム アネックス
アクセス:東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」7番出口すぐ、JR「有楽町駅」京橋口改札より徒歩5分、東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」A9番出口より徒歩6分

会期:2017年7月21日(金)〜9月3日(日)
※会期中は無休
開館時間:11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)
入場料:無料



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WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)