充電不要! 腕からエネルギーを無限に作る「驚異のスマートウォッチ」が最強すぎて海外で大好評
新しい腕時計を買うとき、重要なのはデザインですよね。かっこいいから、毎日付けていたくなる。それはスマートウォッチも同じ。見た目がダサイと三日坊主になりがち。毎日付けられるから、フィットネストラッカーとしても意味が出てくるわけです。
いま、そんないい循環を生み出してくれそうなスマートウォッチがKickstarterに登場し、話題になっています。その名も「SEQUENT」。これには、デザイン以外にも驚くべき特徴があるのです!
充電のいらない脅威のスマートウォッチ「SEQUENT」
「SEQUENT」は、時計製造の聖地であるスイスから届いた、美しい洗練されたデザインのスマートウォッチ。心拍数センサー、GPSトラッキング、通知システムを備えたこのプロダクトは、Bluetoothでオリジナルのヘルススポーツアプリにデータを共有してくれます。
これだけだと、ただのかっこいいスマートウォッチで終わりなのですが、話題沸騰中な理由はエネルギー源。なんと重力と人間の腕の動きから充電をする仕組みになっており、充電の必要がありません。つまり、クリーンなエネルギーを無限に作り出してくれるのです。
日中のアクティビティのトラッキング、心拍数データの送信、そしてGPSで移動距離や移動場所の記録、そしてアプリでオーダーメイドのヘルスコーチング。これらが充電なしでできるなんて、ちょっと信じられませんよね。運動中に着用することで、より効率的な充電が可能だそうです。
メールやテキストなどの通知も、どれを受け取るか選べるので本当に重要なものだけを教えてくれるようになっています。もちろん、アラーム機能付き。アナログ時計ディスプレイですが、自分が移動した先の時間帯を自動で表示してくれます。海外出張が多い方にも最適です。
時計製造の本場から届いただけあり、使われている素材も高級感があります。色のバリエーションもかっこよく、全部ほしくなってしまいますね。
キャンペーン開始と同時にあっと言う間に目標金額の950万円を越してしまい、いまでは予約購入者は1000人、資金は3400万円弱を集めています。
評価されているのはデザイン性だけではありません。なかには、「クリエーターさんは追加オプションで急速充電用のチャージャーをつけようか検討中と言っていますが、私はこれがエコなプロジェクトだから予約購入しました。チャージャーはないほうがうれしいです」といった声もあり、クリーンなエネルギーという点からも人々の称賛を集めているようです。
いまなら、2万2000円ほどでひとつ予約購入ができます。日本への発送料は約2200円となっています。
ほかの画期的なKickstarterプロダクト同様、コメント欄には技術的な質問がたくさん届いていますが、「腕時計はGorilla Glassによって保護されているので耐ひっかき性にも優れています」「ケースの色は素材自体につけられたものなので、ひっかき傷がついても色がハゲることはありません」と丁寧に返信がつけられています。
発送は今年の12月ということで、期待通りのスマートウォッチが届けられることが期待されますね。
既存の腕時計をスマートウォッチ化できる「Smart Buckle」
スマートウォッチが気になっているものも、なかなか欲しくなるデザインが見つからない人もいるはず。「気にいるデザインがないなら、自分が持っているウォッチをスマートにしてしまおう」という発想で作られたのがこちらの「Smart Buckle」です。
時計のバックル部分がアクリティビティトラッカーになっているので、これを自分のお気に入りの時計に装着するだけでその時計がフィットネストラッカーに早変わりするというもの。
角速度、モーション・センサー、歩数計、ペース、距離、燃焼カロリーの計算、睡眠パターンなどをトラッキングできるちゃんとしたトラッカー機能を備えているとのこと。
デザインと素材も洗練されており、高級時計にもマッチしそうです。フィットネストラッキングはしたいけど、いまの腕時計も好きなユーザーにとっては最適のプロダクトではないでしょうか。これなら、両方をいつも身につける必要もありません。
何より予約購入者たちが注目している理由は、ひとつ約5600円という値段。新しくデバイスを購入することに比べるとかなり安くなっています。ちなみに日本への発送料は1100円ほど。
類似の商品は他の大手ブランドも提供していますが、コメント欄に「ただのバックルのために何万円も出すようなユーザーはいないだろう」とあるように、この低価格で自分の持つ時計をスマートウォッチに変えられる魅力は大きいですね。商品の発送は今年8月の予定となっています。
ウェアラブルは色々なデザインのものが世に出されてきました。ひとつのプロダクトがマーケットを席巻するのではなく、それぞれの異なるニーズに合わせたデバイスが人気を集めるのがトレンドのようです。