同点弾を浴びガックリと両手でひざをつくカブスの上原浩治

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● オリオールズ 8 - 9 カブス

<現地時間7月14日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>

 カブス上原浩治が14日(日本時間15日)、敵地でのオリオールズ戦に救援登板。同点2ランを浴び2点リードを守れなかったが、直後に打線が決勝点を奪い、今季3勝目(4敗2セーブ)を手にした。

 上原は8-6の8回裏に6番手として登板。先頭打者を右飛に打ち取ったが、続く3番スコープには右前打を許した。一発出れば同点の場面で、打席には4番トランボ。1ボール2ストライクと追い込んだあと直球を投げ込んだが、これが高めに浮いてしまい、完璧に捉えられた打球は左翼席へ着弾した。

 上原はガックリとひざに両手をついたものの、後続は抑え同点止まりでマウンドを降りた。すると直後の9回表、一死から9番ラッセルが値千金の8号ソロを左中間席へ。これが決勝点となり、8回を完了させた上原に今季3勝目が付いた。

 ベテラン右腕は1回19球を投げ、1被弾を含む2安打1奪三振の内容。後半戦は2失点スタートとなり、防御率は3.23となった。