閑散としたマクドナルドの店内の様子=10日、ソウル(聯合ニュース)

写真拡大

 韓国で4歳の娘が加熱の不十分なハンバーガーのパテを食べ、「ハンバーガー病」とも呼ばれる溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症したとして、家族が食品安全法違反などの疑いでマクドナルドの韓国支社を告訴した問題が波紋を広げている。家族によると、娘は昨年9月にハンバーガーを食べた後から腹痛を訴え、3日後に集中治療室に入り、HUSの診断を受けた。腎臓機能の90%以上を失い、一日10時間の腹膜透析を受けているという。マクドナルド側は機械で調理するため、パテに問題はなかったと主張している。今回の波紋により、「ハンバーガー恐怖症」が広がり、マクドナルドなど主なハンバーガーチェーン店の客足が落ち込んでいる=(聯合ニュース)