砂糖が体に悪いのは分かっていても、まったくとらないなんて、なんだか難しそう。ところが、コスモポリタン イギリス版で紹介されているある女性は、これを4週間で、しかもおいしい食事を楽しみながらやってのけたのだとか!

ライターのアリエル・カルデロンさんは、その体験を<BuzzFeed>に掲載された『30日間完全糖質断ちメニュー』で公開。食べた食事を写真と共に紹介している。

目的は、より健康になること、体から毒(砂糖)抜きすること、そして減量。ルールは、ずばり30日間やるとげること。砂糖も人工甘味料もカット。果物も控えめに。

デザートやソフトドリンクだけでなく、人工甘味料や、一見悪くなさそうな、はちみつやアガベ・シロップもやめて、あらゆる糖分の徹底的なカットを目指したそう。

アリエルさんは、隠し味に使われているような「隠れた」砂糖にも細心の注意を払ったとのこと。「砂糖といえばお菓子やケーキを思い浮かべる人が多いけど、実は加工食品の74%に砂糖が使われている――隠れた砂糖が入っていることはあまり知られていないわよね。砂糖って、パンやパスタソース、ドレッシングなどにも入ってるの」。加工食品はほとんど砂糖入り――となると自分で作るしかなく、創意工夫してゼロから調理することになったそう。

アリエルのレシピはバラエティが豊富で、野菜とたんぱく質がたっぷり。スパゲッティ・スクゥオッシュ(繊維の多いかぼちゃ)ボートや、ライムとコリアンダーを入れたカリフラワー・ライス、野菜たっぷりグリル・チーズのサンドイッチ、ズードル(ズッキーニのパスタ)、シーフードいっぱいのタコスなどなど。見栄えが良くおいしそうなだけでなく、無理のない予算で簡単に作れるものばかり。

ココナッツとライムのカリフラワー・ライス、マンゴーサルサとアボカドを添えて。

スイートポテトのハッシュ、卵入り。

サラダバーで、レタス、チキンのグリル、スイートポテト、ビーツ、ひよこ豆、ブロッコリ、フェタ・チーズをチョイス。それに自家製レモン・ヨーグルト・ソース(脂肪ゼロのプレーンなギリシア風ヨーグルトに、にんにく、レモン汁、塩こしょうを加える)をプラスして。

食事習慣ががらりと変わって体調が改善しただけではなく、食事の計画を立てたことで、食料品の買出しが少なくなり、はるかにお金が節約できたのだそう。

「アフター」写真の笑顔が語るとおり、最終的にアリエルは頭痛が減り、元気になり、無性に口さびしいと思うことがなくなって、ウエストとヒップを7センチ以上減らすことに成功。「砂糖抜きは、きちんとプランをたてて自分で料理することが成功の秘訣。食事をほとんど自分で作れば確実に砂糖抜きにできるし、結果的にそれが節約にもなったから一石二鳥。写真の顔を見てくれればわかると思うけど、この実験後は、本当に何倍も気分が良いの。自分でもびっくりする体験だったわ」。

チャレンジした甲斐は、十分すぎるほどあったよう。ちょっと試してみたくなったはず!

※この翻訳は、抄訳です

Translation:佐々木紀子(Office Miyazaki Inc.)

COSMOPOLITAN UK