甘い&甘くない七夕ゼリーの作り方

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みなさんの好きな給食のメニューはなんだろうか? 「教えて!goo」に寄せられていた「給食」の投稿を見ると、七夕ゼリーを挙げる意見が見られた。そういえば筆者も学生時代、冷凍で冷やされた紙パックの七夕ゼリーが出てきて、シャーベット感覚で食べることができ、とても美味しかった記憶がある。七夕のこの時期、せっかくなので自分でも作って食べたいのだが、どうやって作ったらいいのだろう? 今回は専門家がオススメする七夕ゼリーの作り方を二つ教えてもらったので、ぜひご紹介したい。

■デザートに!甘い七夕ゼリーの作り方

筆者のなかで七夕ゼリーというと、青や緑のゼリーのなかに、星形のフルーツが入っているイメージなのだが、みなさんはいかがだろうか? 料理研究家の小山有希さんに、七夕ゼリーの作り方についてアドバイスをもらった。

「甘いゼリーでしたら、かき氷のブルーハワイとサイダーを混ぜたものをゼラチンやアガーなどで固めていただきます。星形に抜いたマンゴーやキウイ、白桃などを加えるのもいいと思います。フルーツはお好みのものでよいですが、旬のものを使うと美味しいうえ身体にもいいと思いますよ」(小山さん)

なるほど、味付けはかき氷のシロップとサイダーを使うのか。七夕といえば、天の川、短冊だ。ゼリーが青色、緑色で、具材を星の形にするのも、そうした雰囲気を見立てるためである。ちなみにアガーとは、ゼラチンや寒天と何が違うのだろう?

「アガーは海藻から抽出されたもので、寒天とゼリーの間のような食感です。固まる温度が40度くらいですので常温でも固まりますし、ゼラチンと違って常温で溶けないので、持ち運びにも便利です。ゼラチンと違い透明感があり、寒天と違いプルンとした食感です」(小山さん)

■野菜ゼリー感覚で!甘くない七夕ゼリーの作り方

さらに小山さんが、もうひとつ七夕ゼリーの作り方を教えてくれた。こちらは甘くない七夕ゼリーだという。どうやって作るのだろう?

「塩味のゼリーでしたら、白だし(めんつゆでも可)ベースのつゆをゼラチンやアガーなどで固めましょう。中には、ゆでたそうめん、ゆでて小口切りに切ったオクラ、皮をむいたプチトマト、星形に抜いた黄色いパプリカなどを加えると、美味しいのはもちろん、色も鮮やかで食卓が華やぐと思います」(小山さん)

筆者は甘くない七夕ゼリーを食べたことがないのだが、どんな味がするのだろう?

「『そうめんをつゆごと固めた』という感じのお味ですので、ゼリー寄せと言った方が正確かもしれません」(小山さん)

なるほど。例えるなら野菜ゼリーだろうか?ぜひ一度食べてみたい一品だ。

「ちなみに甘くないゼリーは、実はとても簡単な作り方があります。麺つゆにゼラチンを溶かし、さいの目に切った豆腐を加えて固めるというものです。さっぱりと美味しく、夏場に特にオススメのゼリー寄せです。固める時間を除くと、10分以内にでき、多めに作れば冷蔵庫で2日ほど日持ちしますし、お客様にお出しするのも、ただのお豆腐と違って素敵に見えます。もちろん、野菜を加えていただいてもOK。しょうがのしぼり汁を加えても風味豊かになります。それこそアレンジは無限です」(小山さん)

豆腐が具材に加わると、色味が白だけに、それだけ冷涼感も増すだろう。「豆腐は、大豆イソフラボンやサポニンが豊富ですので、美肌やむくみ解消、更年期症状の改善など女性に嬉しい効果も満載です」と、小山さんが最後に教えてくれた。

■専門家プロフィール:小山有希
薬膳アドバイザー、ハーブコーディネーター、食育アドバイザー、パン講師。「美味しく食べて、健康に美しく」「医食同源」をモットーとしたレシピを得意とし、栄養バランスはもちろん、味にも見た目の美しさにも定評がある。テレビ出演のほか、健康や美をテーマとした書籍・雑誌・WEBサイトのレシピ考案・監修など幅広く活躍。著書に『こうや豆腐&粉豆腐で健康・長生きレシピ』(日東書院本社)、『豆乳ヨーグルト』(日本文芸社)がある。

柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)