48歳男は「コスプレモデルとして募集し、AVに出演させた」と話しているという。アダルトビデオに出演させる目的で少女をネット上で募集したとして、大阪府警保安課は5月29日、アダルトサイト運営業の金沢新一被告(=わいせつ電磁的記録媒体領布の罪で起訴済)を、職業安定法違反容疑で再逮捕。その“ハメ撮り強要手口”が明らかになった。

 金沢容疑者は自ら運営していたサイトで、『給料は1日3時間5万円、3日で20万円、帰りに手渡しです! 必ずもらえる金額です』『今しかできません。ちょっとの勇気で新しい自分を発見しちゃいましょう』と、あくまでコスプレでのモデルを謳い募集をかけていた。
 「しかし、応募してきた少女には、はじめにマンションの一室で学生証など身分証明書を持たせて撮影し、主導権を握った上で『(わいせつな)実技があることを確認しました』などと記された契約書にサインをさせていたのです」(全国紙社会部記者)

 金沢容疑者は、募集サイトの運営からDVD編集、販売、そして自ら“男優”となって彼女たちとハメ撮りをしていたというから呆れる。
 「今回の再逮捕の容疑は、'14年10月、大阪府在住の高校3年生で18歳(当時)への勧誘。完成したDVDは『アイドルの卵』シリーズとして販売され、警察が把握しているだけでも'12年10月の販売開始以降、約1億4700万円の売上があったという。金沢容疑者のマンションの部屋には、撮影用のベッドの周りに複数のカメラがセットされ、照明も完備しており、押収された契約書には17〜19歳で200人以上の少女の契約書があったといいます」(在阪社会部記者)

 しかも、金沢容疑者は'11年12月、やはり『日払い1万円! ノリ良く頑張った子には15万円以上!』『一生のうちで一番輝けるのは今だけです』などとネットで募集をかけ逮捕されている。
 「この時は性行為なしの着エロを撮影して販売していましたが、中には上半身裸の14歳の少女の映像が含まれており、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕されている。それにも懲りず、『アイドルの卵』で今年5月中旬の逮捕、今回の再逮捕となった。少女の囲い方や人数を見ても悪質さはエスカレートし、まったく反省していなかったということです」(同)

 残念なことだが、買い手がいる以上、この手の犯罪はなくならないのだろう。しかし、3時間5万円のバイトなんて“裏”があるのが当たり前なのだが、今どきの高校生はおかしいと思わないのだろうか。