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ソネット・メディア・ネットワークス(SMN)は6月2日、デジタルマーケティング領域での新規事業の一環として、マッシュルームとの間で、次世代IoTデバイスを活用したO2Oマーケティングソリューションの事業展開に向けた共同開発について発表した。

同社が独自開発した人工知能「VALIS-Engine」と、マッシュルームが独自に開発・提供する次世代IoTデバイス「VIA(ヴィア)」を組み合わせることによって、革新的なO2Oマーケティングが可能となる「Marketing Touch(仮称)」を共同で事業展開する。

同社DSP「Logicad(ロジカド)」をはじめとした、さまざまなWebプロモーションとの連携により、実店舗に来店した成果確定まで、正確に計測することを可能とするO2Oマーケティングを提供する。

これまでのO2Oマーケティングの課題は、「実店舗への来店成果の計測」や「計測するための高いシステム投資」などが挙げられていた。これらの課題に対し、「Marketing Touch(仮称)」では、「VIA」の計測する技術と、同社の広告配信で培った人工知能「VALIS-Engine」による分析および施策の最適化を行うことで、デジタルユーザーを実店舗へ送客を可能とする。これにより革新的なO2Oマーケティングを低コストで導入することを実現する。

両社の役割は、SMNがO2Oマーケティングソリューション「Marketing Touch」の運営、開発、販売などを行う。マッシュルームが、「VIA」の開発およびサポートなどを担当する。

なお、今回のマッシュルームとのO2Oマーケティングの共同事業展開における店舗導入は、年内の実施を目指している。