男女関係のリスクに対策なし!? 『昼顔』で学んだ真理

『昼顔』の出演を通して、斎藤さんが学んだ女性への接し方や、女性に対する考え方の変化はありますか?
学んだことは、「対策ができない」っていうことですかね。いつの時代にさかのぼっても、男女の関係は解明できていないというか、ぐちゃぐちゃしているんです。だから、そこにあらがうことが、僕はある意味ムダだと思う。人間の業とか欲って、自然に、大きなうねりとして渦巻いていると思うんです。そこに「いや、自分は違うんだ!」って杭を打つのは、あんまり意味がないなと。
男女のぐちゃぐちゃは防げない、と。
あらがわずに、順応しながら、自分なりの幸せを見つけていくしかないんじゃないでしょうか。あんまり希望的な意見を言えなくて申し訳ないですけど(笑)。でも、ひとつの真理かなと思います。
何事にもリスクはつきものですし…。
だから、変な恋愛マニュアルを読むより、この『昼顔』が描くひとつの「出来事」と、その出来事がどう「処分」されたのか。それを見て、キャラクターに感情移入してズキンとするより、自分自身が生きてきた時間と重ね合わせてズキンとしてほしい。そういう作品だと思います。
『昼顔』が描いてきたことって、誰もが遭遇するかもしれない「事故」みたいな部分がありますよね。
そうですね。気づかずに遭遇している人が僕は多いと思いますけど(笑)。「あれ?」って感じた瞬間に、作品にもう一歩近づいてもらえるのかなって、ドラマのときは視聴者のリアクションを見ながら思っていました。別に、みなさんが水面下で不貞行為をしているということじゃなくて…。
実際に行動に移してしまわなくても、想像の世界で…ということですよね。
僕も常にいろんな妄想や想像をしているタイプですけど、心の中の「こんな想像をしてしまうなんて、自分ってなんて欲深いんだ!」という部分が、この作品に描かれている人間の心理や動物的な部分と通じることができれば、この映画をスクリーンで見る時間がすごく有意義なものになる気がします。
いろんな妄想や想像をされるタイプということですが、理想のパートナーはどういうイメージですか?
難しいですけど、お互いを見ていない時間や、「そこから先は管轄じゃない」と放置する部分がイーブンにならないと、関係を築くのは難しい気がします。夫婦一緒に商売をやっている場合は違うかもしれないけど、おそらく一緒にいない時間のほうが長いですよね。『昼顔』を通じて、一緒にいない時間に、相手をどう信用するかが大事だなと思いました。
お互いの見えない部分も尊重する、ということ?
尊重というか、「放棄する」ということです。愛情がないっていうことじゃなくて、趣味でも何でもいいのですが、「そこから先には立ち入りません」と放棄できる部分がお互いにないと、気づかないうちに溜まったものが、いつか弾けてしまうと思うんです。
わかる気がします…。男女関係の質問の最後に、好きな女性のしぐさを教えてください。
しぐさではないですが、メイクしているときの姿ですかね。そこにかける時間って、男性にはないものですから。

移動映画館の取り組み…おいしいものを共有する喜びに近い

俳優業のほかにも、移動映画館「シネマバード」の取り組みや、映画監督としての活動など、非常に多忙な毎日だと思います。仕事のバランスはどうとっているのですか?
うーん、バランスをとっているわけじゃないんです。僕は趣味がないんです。でも、自分の中でずっと変わらずに、新鮮に、興味を持てる娯楽が映画なので、映画を「演じる」「作る」だけじゃなく、「人に届ける」ということも続けたいです。おいしいものや珍味を食べたときって、ひとりで「おいしい」と思うんじゃなく、誰かと共有することが喜びになりますよね。移動映画館もそうだと思うんです。
その活動自体が、斎藤さんの中で喜びなんですね。
そうです。なので、慈善事業というよりは、「これを一緒に食べませんか?」みたいな、僕が楽しいと思える作業です。僕にとっても映画館がいろんなものを与えてくれた場所だったので、子どもたちが劇場体験を知らない、できないまま大人になっていくことを、少しでも阻止したいです。
家の中で、テレビやタブレット、スマホで映画を見るだけではなく…。
劇場の空間で、自分自身を見るようなあの時間を、子どもたちに味わってもらいたい。将来の目標となる職業を映画の中に見出したり、僕みたいに映画の裏側に興味を持ったり。もちろん、ただ「楽しかった!」でもいいんですけど。これはもうライフワークなので、仕事の一環ではないんです。
斎藤 工(さいとう・たくみ)
1981年8月22日生まれ。東京都出身。A型。モデルとして活躍後、2001年に『時の香り〜リメンバー・ミー〜』で俳優デビュー。以降、『愛と誠』(12)、『虎影』(15)、『団地』、『無伴奏』、『高台家の人々』(いずれも16)などの映画や、ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(14、フジテレビ系)など出演作多数。監督としても活躍し、短編映画『半分ノ世界』(14)は海外で高く評価される。初の監督長編映画『blank13』が2018年2月3日から公開される。

出演作品

『昼顔』
6月10日(土)全国ロードショー!
http://hirugao.jp/

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、斎藤 工さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT
受付期間
2017年6月5日(月)12:00〜6月11日(日)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/6月12日(月)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから6月12日(月)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき6月15日(木)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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