甘酒で育毛効果

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夏バテ予防などにも活用されている甘酒には、もの凄い育毛効果があるのはご存知でしょうか。

今回は、豊富な栄養が含まれている甘酒の育毛効果を紹介していきます。

甘酒の種類

甘酒には、酒粕から作られるものと米麹から作られるものの2種類があります。

今回紹介する甘酒は、米麹を原料とした甘酒のことを指します。

酒粕から作られる甘酒には、砂糖やアルコールといったヘアケアに適していない成分が含まれているからです。

一方、米麹をもとにして作られる甘酒は、「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養豊富で、江戸時代には夏バテ予防としても用いられていました。

甘酒の栄養素

甘酒の代表的な栄養素には、「コウジ酸」「ビタミンB類」「必須アミノ酸」「抗酸化成分エルゴチオネイン」などがあります。どれも育毛効果が得られる栄養素ばかりです。それぞれの育毛効果について説明します。

「コウジ酸」

コウジ酸には、頭皮の老化予防や紫外線の刺激を抑える作用があります。

「ビタミンB類」

甘酒には、ビタミンB1、B2、B6などのビタミン類が豊富に含まれています。特に、皮膚や粘膜の保護効果が高いビタミンB2は、育毛には欠かせない栄養素です。

「必須アミノ酸」

髪の主成分であるアミノ酸の摂取は、髪の毛の発育に重要な要素です。体内で生成できない必須アミノ酸は不足しやすいため、アミノ酸の中でも特に必要となります。

「抗酸化成分エルゴチオネイン」

抗酸化成分には、酸化による老化促進を予防する効果が期待できます。なかでも抗酸化成分エルゴチオネインは、抗酸化作用が抜群で、髪や頭皮のアンチエイジングに効果的です。

効果的な摂取方法

甘酒は冷やしても温めても美味しく飲むことができるのですが、育毛効果を最優先する場合は、温めずに飲んだ方がよいです。

というのも、育毛効果が期待できる「コウジ酸」「ビタミンB類」「抗酸化成分エルゴチオネイン」などは、加熱によって効果が損なわれる可能性があるからです。

従って、より育毛効果を得たい場合は、非加熱処理の甘酒を飲むようにすると良いです。毎日の生活に積極的に甘酒を取り入れていきましょう。