canoviano

写真拡大 (全4枚)

親子三代に渡って結婚式を挙げる人も多く、由緒正しい総合結婚式場としての歴史を刻んできた目黒雅叙園が、今年4月にホテル雅叙園東京として、86年ぶりに施設名称を変更し、新たな一歩を踏み出した。館内では現在大幅なリブランドが進行中だ。リブランドの一環として、5月15日(月)、館内に初のイタリアンレストランとして、代官山などに店舗を展開し、予約の取れない人気店として知られる RISTORANTE CANOVIANO(リストランテ「カノビアーノ」)がオープンした。

(写真上)植竹隆政シェフのシグネチャ―メニュー「北海道産縞海老とカラスミの冷製カッペリーニ」

植竹隆政シェフ率いる珠玉の自然派イタリアン

リストランテ「カノビアーノ」は、1999年に代官山に開業し、植竹隆政シェフ率いる自然派イタリアンの名店。イタリア料理で多用される、にんにく、唐辛子、バターやクリームといった動物性油脂を極力使用せず、厳選したオリーブオイルや野菜など自然の味わいにこだわることで、従来のイタリアンにはない軽やかさや、素材の持ち味を引き出す料理の数々が、五感を刺激する新感覚イタリアンだ。その上質で体にやさしいヘルシーさが、ヘルスコンシャスな人々に愛され続けている。

(写真左)1Fバンケット内観 右)植竹シェフ。

今回オープンしたリストランテ「カノビアーノ」は、本館とは別棟の1棟貸し切り型のレストランだ。1階のレストランフロアは、イタリアのフィレンツェを思わせるスタイリッシュで優雅なインテリアに囲まれたバンケットに、プール付きのテラスを擁した開放的な空間。2階は結婚式ではチャペルとしてや、コンサートやライブ、パーティなど多目的で使えるホールとなっており、レストラン利用だけでなく、貸切邸宅レストランとして、ウェディングやパーティ利用にも対応する。

邸宅レストランで大切な人と優雅な食体験を

ランチコースは、3500円と5000円、ディナーは、7000円と10000円のそれぞれ2コースを用意。植竹隆政シェフのシグネチャーメニュー、「北海道産縞海老とカラスミの冷製カッペリーニ」をはじめ、新鮮な国産食材やシェフこだわりの熟成生ハムなどをふんだんに使い、前菜、パスタ、メインディッシュの肉魚料理、ドルチェに至るまで、珠玉の料理が連なる。また常備されたイタリアワインは400種以上。料理に合わせてソムリエがセレクトしてくれる。

(写真左)「真鯛のポワレ」。

ホテル雅叙園東京では、これまで日本料理、中国料理、西欧料理など4店舗を運営してきたが、イタリアンレストランを手掛けるのは今回が初めて。今回のオープンに寄せて、植竹シェフは、同ホテルを訪れた際に、自身のレストラン創業時と同じインスピレーションを受け、この場所で新たなスタートを切りたいという思いに駆られたという。シェフ18年目を迎える今年、ホテル雅叙園東京のリブランドと共にレストランを開業することに寄せて、「ホテルのコンセプトである『心つなぐ、麗しき祝祭百景』を大切に、歴史あるこの土地で大切な人と繋がる瞬間を、素敵な食事とともに提供していきたい」と抱負を語る。

目黒に移転し、一棟邸宅レストランとして新たなスタートを切ったリストランテ「カノビアーノ」。ホテル雅叙園東京の魅力とともに同店のこれからの歩みに注目したい。

リストランテ「カノビアーノ」
所在地:東京都目黒区下目黒1丁目8−1(ホテル雅叙園東京内)
予約Tel:050-3188-7570(レストラン総合案内)9:00〜20:00
営業時間:平日 11:30〜14:30(L.O)17:30〜21:30(L.O)
土日祝 11:30〜15:00(L.O)17:30〜21:30(L.O)
席数 114席(バーカウンター除く)

(写真右)テラスでいただくデザート。