似てる…?

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 俳優の伊藤淳史が8日、都内で行われた映画『ねこあつめの家』初日舞台あいさつに出席し、猫ひろしに間違われたエピソードを語った。

 作品にちなみ、最近の「キャッと驚いたこと」を尋ねられた伊藤は、「猫ひろしさんに間違えられた」と告白。実はこれ、今夜放送のフジテレビのバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」内のある企画で起きた出来事とのことで、伊藤は「『うわー、猫ひろしさんかと思った!』と言われたんですが、かなり驚きました。この衝撃はすごかったです」と当時の心境を吐露。「初日舞台あいさつなのに番宣みたいになってる……」と戸惑いつつも、「今日、ぜひ『めちゃイケ』を見てください」とアピールした。

 本作は、庭先に訪れる猫たちをただただ眺めて癒されるというスマートフォン用ゲームアプリ「ねこあつめ」の実写映画化。スランプに悩む小説家・佐久本勝(伊藤)と引っ越した先の古民家に集まる猫たちの交流を、CMやドラマでおなじみの猫たち総出演で描いた、心温まる“キャットフルストーリー”。

 この日は忽那汐里、大久保佳代子、蔵方政俊監督、猫のドロップとシナモンも登場。伊藤はシナモンがお気に入りだそうで、「台本に書かれていることが猫に対して要求するレベルではなく、猫にそんなことできないよ……というのが結構あるんですけど、それを一発でOKが出るくらい、忠実に表現してくれた」と説明すると、「とても優秀。僕にとってエースの猫です」と賛辞の言葉を贈った。

 一方、「おかしな不動産屋・猿渡めぐみ役」と紹介され、「おかしな不動産屋をやった自覚がないので、皆さんに確かめていただければと思いますが、思っている以上に出ていませんので、見逃さないように目に焼きつけてください」とあいさつする大久保についても一言。伊藤は「舞台あいさつをされる方の(出演)分量ではない」とぶっちゃけるが、その真意は「(それ)にもかかわらず来ていただいた」という感謝。その言葉を受けて大久保は「わたしが行きたいと言ったら頭おかしいですけどね」と声をかけられたから本イベントに参加したことを強調するも、終始楽しいトークでイベントを盛り上げた。(取材/錦怜那)

映画『ねこあつめの家』は全国公開中