3月の初旬、ロンドンにあるパターノスター広場に、突如としてスイセンのお花畑が現れました。

じつは、これはすべて造花なのですが、夜になるとライトアップされるのです。黄色く光り輝くこの花畑は「Garden of Light(光の庭)」と名付けられ、パターノスター広場だけでなく、イギリス国内をロンドンからエジンバラ、ベルファストへと転々としました。

光の庭に込められた
「願い」とは?

このプロジェクトは、末期の病気と闘う人をサポートする「マリー・キュリー」という団体が制作したもので、キュリー研究所が「ガン撲滅運動のシンボル」として黄スイセンを使っていたこと、に由来しています。

ちなみに、この活動は「Great Daffodil Appeal」という募金活動の一環でもあるそうです。

マリー・キュリー大使のフランキー・ブリッジさんが、左胸に付けているスイセンのピンバッチを買うことによって寄付できます。こうして集められたお金は、この団体の9つのホスピスや、ご家庭で末期の病気と闘っている人々のために利用されるそうです。

また、花びらにメッセージを書き「Memory Wall」という壁に貼り付けることで、愛する人への思い出を残すことも。

2,000本の花は
2,000人の看護師を意味する

この造花を作成するのには、6ヶ月もかかったそう。花は全部で2,100本あり、団体で働く2,000人を超える看護師たちを表しています。

夜になりその花が輝くのは、看護師たちが患者たちにとっての暗い時間を、明るく照らす存在だから。

光輝く綺麗なスイセンは、看護師たちにも患者たちにも癒しを与えてくれる存在になるでしょう。

Licensed material used with permission by Marie Curie