腸を動かして腸活できる「1分ヨガポーズ」

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腸の状態が美容にも影響してくるという話を最近よく聞きますよね。実際に腸の調子を整えることは、健康的に美しくなるためにとても大事です。

ヨガのポーズにも腸の調子を整えるポーズがいくつも出てきます。

そこでこちらでは、ヨガインストラクターである筆者が、“腸活”に効果的なヨガポーズをご紹介します。

腸をマッサージしながら自律神経を整える腸活

“腸活”の大事なポイントは、姿勢。腸の動きが鈍くなる原因の一つに運動不足や姿勢の悪さが上げられます。姿勢が悪くなると胃腸が圧迫され自律神経も乱れがちに。体の機能がスムーズに働くように腸周りを刺激する事も大事な事ですが、消化吸収にも関わる自律神経の働きを整え、腸を元気にするようにしましょう。

腸活ヨガ“飛行機のポーズ”

体を反らす事で背骨に刺激を与えながら、腸をマッサージできる飛行機のポーズをオススメします。

(1)仰向けに寝ます。両手は体の横へ下ろしておきましょう。

(2)息を吸うタイミングで両足を持ち上げ、続いて背中と胸の力で上半身を起こします。

(3)両足は付け根から後方へ引っ張るようにしてキープします。

(4)ゆっくり深い呼吸を心がけながら、呼吸でお腹が凹んだり膨らんだりするのを意識して10呼吸キープします。

(5)一度持ち上げた両足と上半身を下ろしたら、再び持ち上げ10呼吸キープしましょう。

体力のある人はもう一段階チャレンジ!

マッサージの効果をさらに引き出すように、ポーズに一工夫付け加えます。体力のある方は是非チャレンジしてみてください。

(1)上記のポーズを完成させた状態で、ゆっくり呼吸する時に膨らんだり凹んだり為るお腹の動きを利用して、体を船のように揺らしていきましょう。

(2)吸う息でお腹が膨らむ時に、お腹の力で上半身が持ち上がります。吐く息でお腹が凹み、上半身が自然と床に近づきながら足が持ち上がっていきます。

(3)10呼吸ほど繰り返しましょう。

腸活ヨガ後の食事は姿勢を意識しよう

さらに、食事の時の姿勢を改善してみましょう。頭から自然と腰まで背骨を引き上げるようにして腰を立たせます。お腹が丸まった状態では胃腸に負担がかかります。この一手間があるだけで大違いです。

いかがでしたか? 朝の1分の腸活で一日の消化吸収の働きも活性化できます。腸の健康は美容にも必須。試してみてくださいね。

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。