国内SIMフリー市場3位も可能か? モトローラが次期Android OSアップ対応のハイコスパMoto G5・G5 Plusを発売
モトローラ・モビリティ・ジャパンは16日、SIMフリースマートフォン(スマホ)の新製品「Moto G5」および「Moto G5 Plus」を日本市場にて2017年3月31日(金)より順次発売すると発表した。
価格はMoto G5が22,800円(税別)、Moto G5 Plusが35,800円(税別)。すでに販売拠点のAmazon.co.jpやヨドバシカメラなどでは事前予約受付を開始。量販店やECサイトのほか、仮想移動体通信事業者(MVNO)からも販売予定だ。
なお、海外では内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージがいくつか販売されているが、日本向けモデルはMoto G5が2GB RAMと16GBストレージ、Moto G5 Plusが4GB RAMと32GBストレージとなっている。
Moto G5
Moto G5 Plus
Moto G5とMoto G5 Plusは、レノボ傘下となったモトローラ・モビリティのミドルレンジモデル「Moto G」シリーズの第5世代となる最新機種だ。
現地時間2月26日にスペイン・バルセロナで行われたプレスカンファレンスで発表されたばかり。
前機種の第4世代「Moto G4」シリーズも上位モデルの「Moto G4 Plus」が日本で発売されている。
日本では初の3Gと4GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)対応モデルとして、発売当初は入手困難な人気モデルとなった。
そういった背景もあり、同日行われた発表会では、同社 代表取締役社長のDanny Adamopoulos氏は、
「日本のSIMフリー市場へ2015年に参入し、2016年には『指数関数的に大きく増加』した」
と、説明している。
日本市場でさらに販売台数を伸ばすためにも低価格で世界的にも好評なMoto Gシリーズの最新モデルを投入することになったという。
Moto G5シリーズは、既存のMoto Gシリーズを使っているユーザーからグローバルで調査し、重要視されている
「画面解像度」
「電池持ち」
「高画質カメラ」
の3つを強化したと。
特にMoto G5 Plusは、日本でも昨年5月に発売されたサムスン電子のフラッグシップスマホ「Galaxy S7 edge」と比較しても優位点を強調した。
・同じデュアルピクセルに対応した約1200万画素CMOS
・明るいF1.7レンズ
これらをリアカメラに搭載している。
日本でも昨年、ファーウェイが「HUAWEI P9」やそれに続く「HUAWEI Mate 9」でカメラ画質が評価され、高価格帯ながらも人気となっている。
特にInstagramなどのSNSでも、画像や動画での投稿が普及した現在では、スマホ評価でカメラの画質は特に重要なポイントとなっている。
Galaxy S7 edgeのカメラは暗いところでもかなり綺麗に撮影できると評価が高いだけに、Galaxy S7 edge 以上を謳うMoto G5 Plusのカメラは、かなり期待できるだろう。
またMoto G5も位相差オートフォーカス(PDAF)に対応させ、ピント合わせが速くなっているという。
チップセット面の充実も見逃せない。
・Moto G5は「ZenFone 3 Laser」などと同等
・Moto G5 Plusは「ZenFone 3」や「HUAWEI nova」などと同等
であるため、単純にチップセットだけで比較すれば、両機種とも、先行するこれらの機種よりも安い価格設定だ。
OSも最新のAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)を採用しており、すでに未発表な次期バージョン「Android O」(仮称)へのOSバージョンアップも保証されている。
操作性の面では、ほとんどメーカーがいじっていない素の状態のAndroidとなっており、素早いOSバージョンアップが期待できるのは大きなプラス要因となるだろう。
加えて、Moto G4 Plusでは前面のディスプレイ下中央に指紋センサーが搭載されていたが、Moto G5とMoto G5 Plusでは新たにiPhoneやGalaxyのようにホームキーも兼ねているなど進化している。
さらに、ホームキーが静電パッドになっているため、
・左にスワイプすると戻るボタン
・右にスワイプするとアプリ履歴ボタン
・長押しするとロック
というように、画面にホームボタンや戻るボタンなどを表示させなくても使えるため、よりスマートになった。
これらの操作性は、ファーウェイの次期フラッグシップスマホ「HUAWEI P10」シリーズでも、似たような操作性が採用されおり、今後の操作性の主流となる可能性もでてきた。
また、Moto G4 Plusでもそうだったが、
・揮発性ナノコーティングによる防滴仕様
・DSDS対応ではmicroSDカードと別に2つのSIMカードスロットを搭載
など、SIMフリースマホとしての基本仕様の強化も嬉しい点だ。
レノボ・モトローラは、まだ日本のSIMフリー市場でもシェアは低い。
だが、ファーウェイやエイスースに続く3位以下が混戦となっているだけに、Moto G5やMoto G5 Plusのようにアルミ素材のメタルボディーで質感も高く、コストパフォーマンスも高いと実感できる製品によって、一気にシェアを伸ばす可能性も十分にあるだろう。
●Moto G5の主な仕様
画面 :5.0インチフルHD IPS液晶
大きさ :144.3×73×8.7ミリ
重さ :149g
本体色 :ルナグレー、ファインゴールド
SoC :Qualcomm製「Snapdragon 430(MSM8953)」(1.4GHz CPU×8コア)
メモリー :2GB
ストレージ:16GB、microSDXCカード
バッテリー:2800mAh(取外可能)
カメラ :背面約1300万画素、前面約500万画素
通信 :Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.2
位置情報 :A-GPS・GPS・GLONASS
センサー :加速度、ジャイロ、近接、環境光、指紋
端子 :3.5mmイヤホン端子、microUSB端子
●Moto G5 Plusの主な仕様
画面 :5.2インチフルHD IPS液晶
大きさ :150.2×74.0×7.7ミリ
重さ :155g
本体色 :ルナグレー、ファインゴールド
SoC :Qualcomm製「Snapdragon 625(MSM8953)」(2.0GHz CPU×8コア)
メモリー :4GB
ストレージ:32GB、microSDXCカード
バッテリー:3000mAh(取外不可)
カメラ :背面約1200万画素、前面約500万画素
通信 :Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B
位置情報 :A-GPS・GPS・GLONASS
センサー :加速度、ジャイロ、近接、環境光、指紋
端子 :3.5mmイヤホン端子、microUSB端子
memn0ck
価格はMoto G5が22,800円(税別)、Moto G5 Plusが35,800円(税別)。すでに販売拠点のAmazon.co.jpやヨドバシカメラなどでは事前予約受付を開始。量販店やECサイトのほか、仮想移動体通信事業者(MVNO)からも販売予定だ。
なお、海外では内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージがいくつか販売されているが、日本向けモデルはMoto G5が2GB RAMと16GBストレージ、Moto G5 Plusが4GB RAMと32GBストレージとなっている。
Moto G5
Moto G5 Plus
Moto G5とMoto G5 Plusは、レノボ傘下となったモトローラ・モビリティのミドルレンジモデル「Moto G」シリーズの第5世代となる最新機種だ。
現地時間2月26日にスペイン・バルセロナで行われたプレスカンファレンスで発表されたばかり。
前機種の第4世代「Moto G4」シリーズも上位モデルの「Moto G4 Plus」が日本で発売されている。
日本では初の3Gと4GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)対応モデルとして、発売当初は入手困難な人気モデルとなった。
そういった背景もあり、同日行われた発表会では、同社 代表取締役社長のDanny Adamopoulos氏は、
「日本のSIMフリー市場へ2015年に参入し、2016年には『指数関数的に大きく増加』した」
と、説明している。
日本市場でさらに販売台数を伸ばすためにも低価格で世界的にも好評なMoto Gシリーズの最新モデルを投入することになったという。
Moto G5シリーズは、既存のMoto Gシリーズを使っているユーザーからグローバルで調査し、重要視されている
「画面解像度」
「電池持ち」
「高画質カメラ」
の3つを強化したと。
特にMoto G5 Plusは、日本でも昨年5月に発売されたサムスン電子のフラッグシップスマホ「Galaxy S7 edge」と比較しても優位点を強調した。
・同じデュアルピクセルに対応した約1200万画素CMOS
・明るいF1.7レンズ
これらをリアカメラに搭載している。
日本でも昨年、ファーウェイが「HUAWEI P9」やそれに続く「HUAWEI Mate 9」でカメラ画質が評価され、高価格帯ながらも人気となっている。
特にInstagramなどのSNSでも、画像や動画での投稿が普及した現在では、スマホ評価でカメラの画質は特に重要なポイントとなっている。
Galaxy S7 edgeのカメラは暗いところでもかなり綺麗に撮影できると評価が高いだけに、Galaxy S7 edge 以上を謳うMoto G5 Plusのカメラは、かなり期待できるだろう。
またMoto G5も位相差オートフォーカス(PDAF)に対応させ、ピント合わせが速くなっているという。
チップセット面の充実も見逃せない。
・Moto G5は「ZenFone 3 Laser」などと同等
・Moto G5 Plusは「ZenFone 3」や「HUAWEI nova」などと同等
であるため、単純にチップセットだけで比較すれば、両機種とも、先行するこれらの機種よりも安い価格設定だ。
OSも最新のAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)を採用しており、すでに未発表な次期バージョン「Android O」(仮称)へのOSバージョンアップも保証されている。
操作性の面では、ほとんどメーカーがいじっていない素の状態のAndroidとなっており、素早いOSバージョンアップが期待できるのは大きなプラス要因となるだろう。
加えて、Moto G4 Plusでは前面のディスプレイ下中央に指紋センサーが搭載されていたが、Moto G5とMoto G5 Plusでは新たにiPhoneやGalaxyのようにホームキーも兼ねているなど進化している。
さらに、ホームキーが静電パッドになっているため、
・左にスワイプすると戻るボタン
・右にスワイプするとアプリ履歴ボタン
・長押しするとロック
というように、画面にホームボタンや戻るボタンなどを表示させなくても使えるため、よりスマートになった。
これらの操作性は、ファーウェイの次期フラッグシップスマホ「HUAWEI P10」シリーズでも、似たような操作性が採用されおり、今後の操作性の主流となる可能性もでてきた。
また、Moto G4 Plusでもそうだったが、
・揮発性ナノコーティングによる防滴仕様
・DSDS対応ではmicroSDカードと別に2つのSIMカードスロットを搭載
など、SIMフリースマホとしての基本仕様の強化も嬉しい点だ。
レノボ・モトローラは、まだ日本のSIMフリー市場でもシェアは低い。
だが、ファーウェイやエイスースに続く3位以下が混戦となっているだけに、Moto G5やMoto G5 Plusのようにアルミ素材のメタルボディーで質感も高く、コストパフォーマンスも高いと実感できる製品によって、一気にシェアを伸ばす可能性も十分にあるだろう。
●Moto G5の主な仕様
画面 :5.0インチフルHD IPS液晶
大きさ :144.3×73×8.7ミリ
重さ :149g
本体色 :ルナグレー、ファインゴールド
SoC :Qualcomm製「Snapdragon 430(MSM8953)」(1.4GHz CPU×8コア)
メモリー :2GB
ストレージ:16GB、microSDXCカード
バッテリー:2800mAh(取外可能)
カメラ :背面約1300万画素、前面約500万画素
通信 :Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.2
位置情報 :A-GPS・GPS・GLONASS
センサー :加速度、ジャイロ、近接、環境光、指紋
端子 :3.5mmイヤホン端子、microUSB端子
●Moto G5 Plusの主な仕様
画面 :5.2インチフルHD IPS液晶
大きさ :150.2×74.0×7.7ミリ
重さ :155g
本体色 :ルナグレー、ファインゴールド
SoC :Qualcomm製「Snapdragon 625(MSM8953)」(2.0GHz CPU×8コア)
メモリー :4GB
ストレージ:32GB、microSDXCカード
バッテリー:3000mAh(取外不可)
カメラ :背面約1200万画素、前面約500万画素
通信 :Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B
位置情報 :A-GPS・GPS・GLONASS
センサー :加速度、ジャイロ、近接、環境光、指紋
端子 :3.5mmイヤホン端子、microUSB端子
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