テネリフェのアイトール・サンス(左)と柴崎岳(右)【写真:舩木渉】

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 テネリフェで公式戦初出場を目指して調整を続ける柴崎岳だが、徐々にチームへの順応も進んでいるようだ。

 地元メディア『エル・ドルサル』のインタビューに応じたテネリフェのMFアイトール・サンスは柴崎との交流について話した。

 2013年からテネリフェに在籍するチームの重鎮は、「彼はどんどん良くなっていっている。技術的に非常に優れていて、ゲームでもとてもいいプレーを見せている」と柴崎の状態が日々向上していることを明かした。

 だが、「まだ“パパ”を理解できていないみたいだけど、本当に彼は面白い奴だよ」とも語る。スペイン語で「パパ」はアクセントを変えるだけで「お父さん」や「ジャガイモ」と複数の意味に変わる。そういった微妙な言葉の壁はあるものの、チームメイトの輪の中に入れているようだ。

 テネリフェの中心選手であるビトーロのツイッターに投稿された動画で柴崎は笑顔を見せ、チームメイトたちと息抜きのゴーカートを楽しんでいる様子も伝えられた。体調不良を克服してからは積極的に仲間とも交流を図っている。

「(柴崎は)馴染むためにできることを全てやっている。彼は終盤戦に向けて多くのものをもたらせると思う」

 A・サンスは遠く日本からやってきた柴崎の姿勢を称えた。現在テネリフェは負傷者が続出しており、12日のアウェイ・ヘタフェ戦で初出場のチャンスが回ってくるかもしれない。ホセ・ルイス・マルティ監督は柴崎を焦って復帰させることに慎重な姿勢を崩していないため微妙な情勢だが、近々ピッチで元気な姿を見られるだろう。

text by 編集部